
ハイタイ🌺ソムタム娘です。
新しいスマホにしてからカメラの性能もよくなって休日の散策がさらに楽しくなってきた今日この頃。
普段何気なく歩いている近所の風景も新鮮に映るというかいろいろ撮ってみたくて仕方がない。そんな先日の休みは、よく前は通るもののそういえばちゃんと寄ってみたことがなかった(と思う)崇元寺跡をのぞいてみた。
【那覇を歩く】琉球王朝時代の国廟だった崇元寺跡の石門と巨大ガジュマルの木

安里から58号線へ向かう道を歩いている途中、突如目の前に現れる歴史を感じる石造りの門。
ここはかつて国宝にも指定されていた崇元寺跡。
場所
崇元寺の歴史

ここでちょっと歴史の勉強。
崇元寺は臨済宗の寺院で山号は霊徳山。創建は15世紀初頭と考えられている。
琉球王朝時代の国廟とされ歴代国王の位牌が安置される場所としての役割を担っていたらしい。
かつては国宝にも指定されていたが、1945年の沖縄戦で本堂などの木造建築物はすべて焼失してしまったんだそう。焼け残った石門および石垣は国の重要文化財に指定されている。



石門は1925年に修復修理されたもので、荘厳な歴史を感じる三連アーチ門で構成された第一門および石牆(せきしょう)のみが今は残っている。
石牆(せきしょう)とは、主に琉球石灰岩や珊瑚石灰岩を使用した沖縄の伝統的な石垣のことで、他には首里にある玉陵(たまうどぅん)でもみられる。
門口には木製の扉が取り付けられており、前を通るときはいつも開いている。

すぐ前にはハイビスカスの横にザクロの実もなっていた。

崇元寺下馬碑(東側)

崇元寺の石門の東側に立つ石碑は下馬碑と呼ばれるもの。
下馬碑とは文字のとおり、ここから先は馬から降りて徒歩で通行しなければならないことを示す石碑で、中国の宮殿や陵墓の入口によく見られたものらしい。
戦前は西側にも同じものがあり国の重要美術品に指定されていた。



表がひらがなで、裏が漢字で書かれているらしいのだけど。
確かに表側にはひらがならしきものが見て取れる....
「あんしもけすもくまにてむまからおれるへし(按司も下司も此処にて馬から降るべし)」

アーチ門をくぐってみるとまた神秘的な景色が待っている。

巨大ガジュマルの木

樹齢は200年と考えられている巨大ガジュマルの木。
道路側からだとちょうど石門に隠れるようになっていてついつい素通りしてしまいそうになるけど、実はこんな巨大ガジュマルの木が隠れているのだ。
古くから沖縄ではガジュマルの木にはキジムナーという子どもの精霊が宿るといわれている。
こんな街中の一画にあるけどここだけ静寂に包まれていて、一瞬どこか違う世界に迷い込んでしまったような不思議な気分になる。

見上げると周囲を覆うように四方に広がる枝が圧巻。

ガジュマルの特徴でもある枝や幹から伸びる気根が幾重にも垂れ下がって地上へ伸びている。
石段にまで根を張らせた姿はまさにラピュタの世界だ。


本堂があったであろう場所は今は公園になっている。


沖縄に住み始めてまだ数か月の頃。
初めて働いた職場で仲よくなった同僚と仕事が終わった後飲みに行って、飲み足りなくてここの前にあるローソンで6缶パックのビールを買ってこの石段で飲んだという想い出が蘇る。
あの頃はまだ土地勘がなくて、ここが崇元寺だったなんてことも知らなかったし、飲み終わった後周りが真っ暗で、そのとき泊まっていた牧志のシェアハウスになかなかたどり着けなかったのをよく覚えている。


崇元寺御嶽

後から知ったんだけど、崇元寺公園の東側にはこちらもガジュマルの木の根の元に御嶽がある。
(写真を撮っているときは気づいてないから肝心の御嶽の場所が見切れている)
那覇市内の公園にはセットのように御嶽もよく見られる。

国際通り、ゆいレール牧志駅からも歩いてすぐの崇元寺跡。
那覇にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてほしい場所のひとつ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺