はいさい☆ソムタム娘です。
沖縄は梅雨入りして以来ここ数日、空気がぐっと夏に近づいた感じがする。
じっとりと肌にまとわりつくような。。。でもこの感じは嫌いじゃないよ。むしろ湿気がある空気を好む傾向にある。(少数派かな?)
今日は、GW最終日のはなし。
長くなりそうだから何回かに分けて書いていくかも。
この日はレンタサイクルで遠出をする予定だたんだけど、天気予報では昼過ぎから☔だったため近場の公園に行くことにした。
数日前から楽しみにしてただけに、雨かぁ、、、とがっかり。
それを気の毒に思ったのか(←そんな気がする)友人が、最近通勤で通った面白そうな『漫湖公園』に行ってみようか、と誘ってくれたのだ。結構広い公園らしい。
行ったことがない所だし、どんな公園だろう?とGoogleマップで確認すると、片道約1時間弱。休日の散歩にもイイ感じ。
(口コミもかなり面白かった)
午前中は空も心配なさそう。9時すぎに出発。
【那覇】壷川・奥武山公園近くの「漫湖公園」へ散歩に行こう
ちょっとだけ・始めに今回行ってみての感想。
子供のとき・よくこういう公園に連れて行ってもらったことを思い出した。GWとか夏休みとか。
航空公園、夢の島。。。楽しかったなぁ。。
夏はよく三陸の海にも連れて行ってもらったっけ。懐かしい。
今回は普段あまり感じない楽しみというか、今は鈍感になっている部分が刺激された?という感じ。。。
大人なワタシでさえ童心にかえって楽しめた。
今さらながら、、子供のときにこうやって連れて行ってもらった所での感動とか記憶が今の自分を造っているんだなーと改めて思ったりした。こういうことを想うと、本当に両親に感謝。
自然の植物や生き物との触れあいや発見。子供のときは、すごく心が動かされる出来事だったんだと思う。
漫湖公園とは
那覇市にある「漫湖」と言われる「干潟」の周りを囲むように広がる公園だ。
琉球王朝時代にはもっと水が豊富で「大湖」と呼ばれていたが、1600年代に琉球を訪れた中国の冊封使が自然の素晴らしさに感動し「漫湖」と名付けたんだとか。
「湖」って文字が入るけど、今は湖ではなく「干潟」。後々の埋め立ての影響で干潟へと変わっていったらしい。
マングローブ林もあり、海に近いこともあって潮の満ち引きもある。
200種類の渡り鳥が見られたり。オスは片方のハサミだけ大きいというのが特徴的な「シオマネキ」という名のカニの種類が見れたりと、干潟ならではな生物も沢山生息しているのだ。
行き方
自宅近くの「とまりん」から58号線を空港方面へ向かう。
この日が沖縄梅雨入り宣言した日。太陽はほとんど出ていないのに、じっとりとした空気。歩き出してすぐに汗ばんできた。
普段デスクワークで座りっぱなし&運動らしい運動をしていない毎日。こういう汗をかけるのは気持ちがよくて大好き。
初めて行くところだし、通る道も初めてのところは新鮮でワクワクする。
旭橋から壷川駅の方へ向かう。
住宅街にたたずむお店。。
沖縄でよく見かける「パーラー」的な。。お店が自動販売機でふさがってて入口どこ?(笑)
最近、那覇周辺の「CYCY」レンタサイクルの設置台数がすごい勢いで増えてきている。
ゆいレールの駅はほぼ全駅設置されていると思う。この辺りをレンタサイクルで周るのもありかな。
以前にレンタサイクルで行ったところ☆
www.watashinoarukikata-diary.com
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壷川駅からはゆいレール沿いに。
何度もゆいレールに乗って見ている景色なのに、こんな公園があったなんてまったく知らなかったなぁ。
この辺りから右手の方にはもう「漫湖」が見えるはず。
壷川側からの「漫湖公園」
今回は壷川駅から、古波蔵側の方へまず行ってみることにした。。。(このときはまだどれだけこの公園の敷地が広いか知らず)
公園敷地に入ると「漫湖」沿いにランニングコース。
ランニングコース沿いにベンチもかなりの数が設置してあった。
子供たちも楽しめる遊具も。
事前にGoogleマップの口コミ見たときは・・・浮浪者に絡まれたとか、草木が生えっぱなしで整備がされてない・・水が臭いとか、とか。。
なんかだか結構ひどい口コミが目についたけど。
あとは名前に対してのオモシロイ内容も(笑)
どんな公園~?・・・と、色んな意味で興味津々だったけど。
到って普通の公園というか、いいじゃん!
国際的に重要な湿地とそこに生息する生きもの等の保全のための国際条約「ラムサール条約」に登録されている。
自然の生態系を守るための条約。
管理されていない・・・というかある程度はそのままにしておく必要もあるんじゃないのかな?人の手によって整備しすぎてしまったら・・・それはそれで生きものにとっては。。
なんか鳥いるよ!(童心の声)
どうやらカモらしき鳥を発見。
近くに居た地元のおじーが何やら説明してくれて・・・(半分くらいしか聞きとれなかったけど)
こっちに卵あるよ!って言われて見に行ってみると、、、
ほんとだ!
(写真真ん中くらに数個の白い卵)
こっちのも見てみな!って。。。色々早口で説明してくれる(笑)
「おじいちゃんなんて言ってたの?」
友人に確認すると(すごいちゃんと全部聞けたんだ・・w)
こっちの卵は、掃除のおじさんがほうきで周りを掃除してしまったお陰で?卵が丸見えになてしまい、親鳥が卵を温めるの放棄してしまったらしい。
多分、おじーは毎日観察しに来てるんだろうなぁ。
自然の生態系を守るためには、人の手が入ってはいけないんだ、と思った光景だった。
あ!また鳥いる!(生きもの発見するたびにテンションアップ)
昔から自然が大好きな友人。(並外れてね)
今回はワタシ以上に楽しめたんじゃないかな?とも思っている。
マングローブが生い茂るところも。那覇にこんな場所があることにビックリ。
向こうに見える橋を渡って反対側へ行けるようになっている。
こう見ると・・・結構な距離。
(この時点で、ここの公園の広さを知る)
実は公園に来るまで知らなかった「ちょうちょガーデン」の存在。
せっかくだし見て行こうよ!
ぐるりと周ると噴水・・・だったらしき場所。
水・・・。
日本最大級の蝶「オオゴマダラ」の蛹は黄金色
鬱蒼とした木に囲まれた中にある「ちょうちょガーデン」
沖縄に来た子供には是非とも見せてあげたい。
営業してるのかな?
新型コロナの張り紙してるくらいだからやってるんじゃん?
中に人いるのかな?
あ、なんか子供の声聞こえる!
なんて話ながら入ったら、すぐ目の前に受付の人がいた・・・(笑)はずかしい。
しっかり記帳して・・いざ。
って、
そしたら目の前のこの「オオゴマダラ」の説明をすぐにしてくれた。
「一番左のはまだ羽化したばかりだよ」
ほんとだ~。まだ羽が湿ってる感じがする。
(洗濯ばさみ・・)
(この後・虫が苦手な方は注意)
え!蛹が金色なんだね!!
羽化した後の蛹の抜け殻は、透明。。・・・ちょうちょ自体のどこにも金色ないんだけど・・・金どこ行った?
幼虫~。。(これもちゃんと撮っとけって言われ・・・スルーするとこだったw)
ほんとに見事な金色!
すごいーすごいね~。を連呼。
子供が見たら喜びそうだなーと思う。
蛹が黄金色をしている理由の一説として、毒を持っていることを捕食者に知らせるための警告色ではないかと考えられているそう。その他の説もあったり、真相はまだ解明されていないみたい。
自然界のことなんてそもそも解明できないコトだらけだろうし、そんなことする必要もないよね。
とにかく美しい。
パシャパシャ。パシャパシャ。夢中になって撮る。
花にとまってるってことは、蜜を吸ってるのかなぁ。
そして、自分は蚊の餌食になっていることにも気が付かない。
東南アジア広域に分布している「オオゴマダラ」
なんと羽を広げると13㎝にもなる大きさに。飛び方はとてもゆったり~フワフワと優雅に。
那覇市の「市蝶」にもなっている。
奥では・・・。
予想通り長くなりそうなので、今日はここまで。
さっきからすごい勢いで雨が降り出して雷も~。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🦋