はいタイ🌺ソムタム娘です。
沖縄でよく見かけるヤモリ。この写真は以前に波の上ビーチで見つけたヤモリ。
まじまじと見るとなかなかカワイイ手の形をしてると思うんだけどうだろう?
ヤモリとトカゲの違い、見つけてもすぐに分からないようなワタシだけど昨日はそんな沖縄に生息するトカゲの話を聞く講座に行ってきた。
沖縄県立博物館~沖縄に住むヤモリとトカゲの話を聞いてきた
友人に誘われて行った沖縄県立博物館で行われている文化講座、
「沖縄のヤモリ・トカゲー爬虫類を通して島を見るー」
自分じゃ絶対に行かないような、、、あまり興味がない分野の話だけど昨日は友人にこんなのあるけど行ってみる?という言葉に誘われて。
お昼を食べたあとだし眠くならないかなーっていう心配もあったけど(前半はちょっと。。)後半はとても興味深々で話を聞くことができて。
また少し沖縄のことを知ることができたというか、新しい分野の世界を垣間見ることができてなかなか有意義な時間だった✨
沖縄の絶滅危惧種について
「レッド・リスト」と呼ばれる、絶滅のおそれのある野生物のリスト。
国際自然保護連合(IUCN)が作成していて、国内では環境省や地方公共団体などが作成してるもので、2020年のレッド・リストには国内の37種が掲載されているらしい。
昨日の講座でもまず取り上げられたこの話題。
その中でも絶滅の危機に瀕している種のカテゴリー内で最も絶滅する恐れがある絶滅IA類に含まれている全国で5種のうち、なんとその5種が琉球列島に生息しているんだって。
宮古島に生息しているというミヤコカナヘビと呼ばれるトカゲもその中のひとつ。
下に絶滅危惧IB類やII類が続くんだけど琉球列島は絶滅危惧種だらけ・・・
というように、沖縄の島には絶滅危惧種が沢山生息していることがわかる。
「島」に固有種が多い理由、固有種ってなんぞや?
って話なんだけど。
自分も今までなんとなーくしか理解できていなかったんだけど。昨日やっとすっきり。
昔昔大陸は繋がっていて、その一つの大陸にある生物が生息していたとする。
地盤沈下などで大陸が分断されて・・・別れた大陸や島にはそのある生物がそれぞれ生息しているんだけど、大陸には天敵も多くその生物は絶滅してしまう。
ただ島の方には天敵が少ないのでそのある生物はそのまま生息し続けることができて、その島にだけにしか生息しない固有種となっていく。
これが島に固有種が多く生息している要因のひとつなんだって。
固有種の保全と生物の多様性
昨日の講座で最初の方にあった話で「生物多様性」について。
固有種含め、様々な生物が地球上に生息することがどんなことに繋がるのか、、、
固有種の保全、絶滅危惧種を守ろう、という言葉を聞いたことがある人も多いはず。
ではどうしてそんな運動が必要なのか?って、具体的に考えたことがある人は自分も含め少ないんじゃないかな。
SDGs=持続可能な世界
今では耳にタコができるくらい日々耳にする言葉だけど、地球環境問題もその中では切っても切り離せない問題。
気候変動やオゾン層の破壊など様々な原因があるなか、生物種の絶滅もそのうちの原因のひとつなんだとか。(知らなかった)
地球が自ら再生する力を保ち続けるためには、固有種の絶滅を食い止めることも大切なことなんだって!
違法採取と保全に向けて・・・情報を公開するか否か
絶滅危惧種は商売にもなる。
違法でもある違法採取、、、
沖縄県指定の天然記念物にもなっているトカゲたちも例外ではなく、国外でもペットとして人気らしく、未だに売買されているという現実。
そんな輩から固有種を守るためにも、どこにどんな生物が生息しているのか?というのは情報を公開しないのが一番。
と考えてしまうかもしれないけど、内緒にしておけば開発によって固有種の生息地が潰されてしまう、、、という問題も逆に発生してしまうらしい。
存在が知られれば違法採取される危険がある。
存在が知られなければ開発により・・・
というように保全に向けて情報を公開するか秘匿するかというジレンマがあるのが現状なんだって。(講師の先生の気持ちもこもってたなぁ)
こういうの全然知らなかったよ、、、
そんなことするやつ許せん!なんて思うけど世の中いろんな人間がいるし、いろんな意見を持った人たちがいる。
最後は講師の戸田先生との意見交換の時間もあって。
(当てられたらどうしよ~なんてドキドキしたけど、そんなワケはなくw)
未知で苦手な分野だけど、せっかく学んだ沖縄の自然の話。
忘れないようにキロクしておこうと思い書いてみました。
あ、そういえば、鳥類も爬虫類の一部なんだってこと、昨日初めて知りました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺