はいタイ🌺ソムタム娘です。
黄金週間に突入~
はやい人は昨日から9連休、なんて人も多いんでしょうね。
ワタシはというと、特に予定なし。
でもせっかくの連休だしちょっと早い時間からセンベロに繰り出して新しいお店も開拓したいなーなんて考えも。
そんな昨日は今後のセンベロの候補として考えている場所、那覇・安里にある栄町市場へ下見がてら昼の散歩へ。
昼と夜とではまたきっと全然違った雰囲気なんだろうな♬
牧志からすぐ、安里・栄町市場へ
天気次第で海に行こう~♬と思っていた昨日。
朝から雲・雲・雲、、、⛅
これじゃ海はムリー。
買い物がてら散歩でもするか、と思って部屋を出ようとしたらまさかの雨・・・
天気予報では夕方以降のはずだったのに、、と思いながら雲の流れを見ていたらこれはすぐにやみそうと判断。
そんなワケでちょっと遅いスタートになったけどお昼まえから向かったのは那覇・安里にある栄町市場🏮
今回は牧志駅を経由して~。
ゆいレールだと牧志駅の隣が安里駅。歩いてもほんとすぐの距離。
ぐるりとゆいレール沿いに歩いていくとあっという間に安里駅が見えてきた。
読みどおり雲もぐんぐん流れていって太陽も出てきて暑い・・・
安里駅近くに来ると・・・
またガラリと雰囲気が変わってくるのです。
栄町市場の入り口ってどこだったっけ?
何度か通ったことがあるので感で、、確かこっちの方だったような・・・
昼の栄町市場を歩く~ここでしか出会えない風景
どこからが栄町市場なのか分からないけど暗いアーケード街に入ったとたん急に濃度を増した空気に。。
建物が密集しているからか、上に屋根(アーケード)があるからなのか。
タイムスリップしたような錯覚に陥る、ここだけ時が止まったかのような風景。
あ、こんなところに入口があったのね。
昼間はけっこうシャッターがおりているお店が多い印象で。
一部を除くとほとんど人通りもないくらいひっそりと静か。
夜はまた違った雰囲気なんでしょうかね。
これが昼間の栄町市場の顏。
目が合うとすぐに近寄ってきたさくらねこ。きれいに耳が桜の花びらみたいにカットされている。
とても人に慣れているのか付いてくる・・・
ミャンマー料理のお店も。
お店の入り口にはタイのビアチャーンが置いてあったり。(ってそれだけで嬉しくなる。笑)
そうだ、この辺りの雰囲気どこかに似てるなぁと思ったのはやっぱりバンコクだ。
www.watashinoarukikata-diary.com
バンコクの下町。
このタイムスリップした感はここ👆と雰囲気がそっくりだったんだ。
こっちからもさくらネコ。
それにしても静か・・・
そんなに広くはないと思われる市場内。入り組んだ路地をぐるぐる歩いてみる。
ちゃんと営業しているお店もチラホラ。
お洒落なハーブティーやコーヒーのお店もあったし。もちろん市場だから八百屋さんも。
今度は夜来るよん♪
目に留まるシャッター。
ここのお肉屋さんの並びだけなんか賑やかというか活気が。
こういう細い路地からの眺めがなんか好きだなぁ。
ぐるぐるあてもなく歩いているとふと目に留まったお店が。
栄町市場で70年続くおばーの乾物屋と孫のケーキ屋さん
こういう可愛らしいお店が突如として現れるのも栄町市場の特徴というか魅力。
バンコクと同じで新と旧が混在してる何とも言えないワタシの萌えポイント。ワクワクする~。
普段ケーキなんて買わないのになんだか惹かれてしまい衝動買い。(ケーキ屋さんについてはまた後日詳しく)
👇詳しくはこちら☆
www.watashinoarukikata-diary.com
まだ若そうな女性の方が切り盛りしていて今年の2月にオープンしたばかりなんだとか。
興味深々で色々話を聞いているとなんと隣にある乾物屋さんをやっているのは実のおばあちゃんなんだって。
びっくりー。
同じ市場内(しかもお隣さん)で孫とおばあちゃんがそれぞれお店をやっているなんて。笑
ずっとケーキの仕事をしていていつか自分のお店を持ちたいと思っていたところ、昔からよく来ていたここ栄町市場にちょうど空き物件が出たので今に至るらしい。
那覇の商店街で出会ったアクセサリー屋さんも自分でお店を持ってたり、、、
ってみんな若いのにすごいバイタリティー。
www.watashinoarukikata-diary.com
せんぎりのお店・比屋根さん~気さくな沖縄のおばーとの立ち話
そんな素敵なケーキ屋さんの横で70年もお店を続けているおばーちゃん。
ケーキ屋さんの話では14歳からここでやっているんだとか・・・14歳って、、、
せっかくなのでおばーちゃんのお店にも立ち寄ってみた。
スーパーなんかが無かった時代には皆こういうお店で買い物していたんだろうなぁと思うような、色んな品物が並んでいる。
その中でも気になったのがこれ。
こういうスタイルというか売り方を見るとタイの市場を想い出してしまって。笑
筍の塩漬けとか・・・ほんとタイの市場みたいだぁ。
気になったのがこの大根と昆布を和えてあるもの。
見た感じからしてきっとクーブイリチーを作る具だと思って聞いてみるとやっぱりそう。
因みにクーブイリチーは沖縄ではお祝いの席にも欠かせない存在らしい。「よろこぶ」ね。
どうやって食べるのか聞くと、普段食べるなら自分が好きなかまぼこやツナを加えてお醤油と砂糖少しで炒め煮にするといいらしい。
ひとり暮らしなのでそれにちょうどいい量ってことで200円分を頂くことに。
ついつい楽しくておばーちゃんの話を聞いていると驚くような大家族ということが判明。これにもかなりの衝撃。
おばーちゃん、息子さんが5人居てさらにその5人全員結婚もしている上に皆一緒に住んでいるんだとか。(孫の代までってことね)
どんだけの大家族!!!?
もうなんか話が面白くてついつい立ち話。
おばーちゃんの苗字を聞くと、👆
「せんぎりの店 比屋根」
「せんぎり」ってまた沖縄の方言か何かかと思って意味を聞いてみたら普通に「千切り」のことだって。笑
話している間にも何人かお客さんが来て・・・
おばーとお客さんのやりとりもまた聞いていると楽しくって。
皮を剥くのがとにかく難儀らしい島らっきょう。
買い物に来たお客さんのひとりは明日「清明祭(シーミー)」をやるという話でごぼうを大量にお買い上げ。
沖縄のシーミーといえば沖縄の年中行事の中でも超一大イベント。
本州のお盆のような行事で家族・親戚が集まってお墓参り(先祖供養)をする。
最近なんてスーパーの一部にはずっとそのコーナーがあるくらい。お客さんの話では家族で話し合って4月のどこかの週末でそれぞれ行うらしい。
ただ沖縄のこのシーミーはまた独特で。お墓の前で皆でごはんを食べるらしい。(実際には見たことない)皆とワイワイやりながらご先祖様ともお話するんだって。
そしてシーミーに欠かせないお料理。お客さんの話では重箱に7種とか9種のおかずを詰めたお重を用意するんだとか。
「も~重箱なんてどこにしまったか忘れちゃったから探さないとー」と言いながらも数年ぶりに親戚皆で集まるれることが楽しみなんだろうなぁというのが伝わってきた。
生のカステラかまぼこ。
これも重箱に入る一品のようで。
真空パックのものは店頭に出てたけど、「生のがいいのよね~」というお客さんのリクエストでお店の奥から登場。
じょーとー(上等)なかまぼこー!
那覇にはまだまだこうやって商店街や市場に昔ながらのお店が沢山残っている。
移住組のワタシにとってはそんな場所での地元の人とのやり取りもどこか海外に来たときのようなちょっと新鮮な出会いだったりするのだ。
栄町市場の昼の顏、いいね。
夜の顏があるので今度はセンベロで。笑
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺