はいタイ🌺ソムタム娘です。
気が付けば今年も残すところ2週間弱。
タイから沖縄に戻ってきてもうすぐで9ヵ月。早かったなぁ。。
一度離れて、また戻ってきてこうやって生活して思うのがやっぱり沖縄はワタシにとって住みやすく居心地がいい場所だってこと。
さて、今日は少し前から興味を持ちだした水上店舗の話。
www.watashinoarukikata-diary.com
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先週末まで市場中央通りで水上店舗の写真展が開催されていたので観に行ってきたんだけど、とても良かった。
今日はそんな写真展で写真を観て感じたことをつらつらと書いてみたいと思います。
まーにんねーらん~水上店舗の写真展で感じたこと
国際通りから入ってすぐの市場本通りから太平通りまで続く水上店舗。
その中の商店街のひとつ、市場中央通りの2階で開催されていた写真展を週末観に行ってきた。(2週連続行ってきた)
残念ながら中での撮影は禁止だったのでその様子はお伝えできないのだけど。
ワタシが沖縄を好きな理由。
台湾をやタイをはじめどこか東南アジアと似た雰囲気が漂っているところも理由のひとつ、、、
写真展の写真を眺めながら改めてそんなことを想った。
ワタシにとっての沖縄という場所
1945年の終戦。
沖縄にいると終戦という言葉を簡単に使ってはいけないような気がしてしまうのはワタシだけだろうか。
終戦後も沖縄はどこか日本とは違う異国の国・・・
そして今でも県内の各所に残る戦争の跡。
特に南部、糸満市の方に行くと深く感じる戦争の跡。
そんな時代を経て今の沖縄にいろんなことが繋がっていて。
この沖縄という土地が好きだなーって。改めて思う今日この頃。
そしてこんなことを考えるきっかけになったのもこの那覇市にある水上店舗という存在。
水上店舗の歴史
戦後、この辺りに流れるガーブ川の周辺には闇市がたちそれがのちにガーブ川商店街という水上店舗の姿になっていくワケなんだけど・・・
当時はこのガーブ川は大雨や洪水で何度も氾濫を起こしていてそれが問題になっていたらしい。
そしてこのガーブ川に木材などを使って建てたバラック。(=水上店舗)実はそれが原因で氾濫が起きているんじゃないかという話になる。
そしてその当時1960年に形成されたガーブ川商店街の組合と店舗を撤去しようとする市の戦いが始まっていいく・・・
その後、市は水上店舗の撤去計画を変更して、ガーブ川の改修工事を行うことに。
そして1963年に現在の姿であるコンクリート造の水上店舗が完成したんだとか。
当時の写真を観て思ったこと
当時の風景を写した写真たち。
生きるために生活を守るために物を売る人たち。
そういう人たちから生まれるエネルギー。
写真からはワタシが大好きなタイの市場で感じるような活気というかあの独特のエネルギーが伝わってきた。
バンコクに今でもあるクロントーイ市場の雰囲気にも近いものを感じた。
タイも首都バンコク始め、川の近くに主要な都市が発展してきたとういう歴史がある。
そしてタイの人々にとっても自然の水はとても身近な存在で大切なもの。
その証拠に毎年盛大にソンクラーンやロイクラトンなんていう水にまつわるお祭りも毎年盛大に行われていて。。
そんなタイと沖縄ってやっぱりどこか似ている。
今年の12月16日で現在の水上店舗が完成して60周年。
今、ガーブ川商店街組合ではこの水上店舗の建物を那覇市の有形文化財にできるようにイベントあ周知するための活動を行っているんだとか。
昔からここで暮らす人たちにとっては当たり前のような風景だけど・・・その歴史的な背景に想いを馳せると無くならないでほしいと思ってしまう。
ワタシの大好きな沖縄の風景のひとつ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺