わたしの歩き方~お散歩日記

あっちへ行ったりこっちへ行ったり~好きな場所で好きなように生活したい...自由気ままな40代の日々の出来事。平日は普通に仕事をして休みの日は海へ行ったり散歩したり飲んだり~そんな日常を(今は)沖縄より発信中。

【浦添にある天然ビーチ】未来に残したい自然の海と景色「カーミージー」

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はいタイ🌺ソムタム娘です。

 

那覇のこんな近くに天然のビーチがあったなんて・・・

ある日Googleマップを眺めながら那覇からバスでも行ける手軽なビーチはないかなぁと探していたときに見つけたビーチらしき場所。

 

そこは地元沖縄の人でも知らない人も多いという「カーミージー(亀瀬)」と呼ばれる亀の形をした大きな岩が残る自然海岸。

これから先も無くならないでほしい、とても素敵な自然の景色と海だった。

 

 

 

目の前にイノーが広がる浦添パルコシィからカーミージーまでの景色

 

 

浦添パルコシィの前に広がるイノーの海。

何もない海岸線が続くかと思いきやここから北へ30分ほど歩いて行くと、地元沖縄の人でも知らない人が多い緑が生い茂る岩もある天然ビーチがある。

 

今回は那覇からバスで浦添パルコシィまで行き、そこから歩いて向かってみた。

 

パルコ前の海の様子はこちら👇

www.watashinoarukikata-diary.com

 

 

場所

 

 

 

イノーの海には希少な生物も

 

 

この辺り一帯は「イノー」と呼ばれる礁池が広がり干潮時には潮が引いて磯遊びをするのにも最高の場所。

ここを走る西海岸道路の建設時には、地元の住民の要望でこの海岸は埋め立てせずに橋梁化することでこの場所が守られたのだとか。

 

この日もちょうど干潮時。

この辺り一帯に広がるイノーはきっと昔から変わらない貴重な景色。

専門家の話によると、以前は沖縄本島の各地にこのようなイノーの海が見られたものの、戦後の開発によってほとんど自然の海岸線は無くなってしまったらしい。

 

そう、だからこういう場所がここ浦添市に残っていることはとても奇跡的なことなんだとか。

 

そしてなんと言ってもこのイノーにはサンゴ礁に囲まれたイノーでしか生息できない希少な海洋生物も多く存在している。希少生物の宝庫✨

 

今ではもう見られなくなってしまったらしいけど、昔は絶滅危惧種にもなっているジュゴンの希少な餌場としてジュゴンが海藻を食んだ跡も見られたのだとか。

 

パルコ前から広がるこの景色は沖縄に来たら是非とも見てみてほしい場所のひとつ。

 

 

 

橋の上を歩いているなんとここでまさかの通り雨・・・

遠くから黒い雲が迫ってきたかと思ったら・・・

一瞬パルコの方へ引き返そうかと思ったけど半分くらい来たところだったのでそのまま進むことに。

ザーッと降ってすぐに止んだけどまぁまぁ濡れた。笑

 

 

今回ここに来るにあたって事前にネットで色々調べていたんだけど。調べたときにはなかった埋立された道が出来ていた。

 

 

 

イノー(礁池)が広がる天然ビーチ・里浜海岸とカーミージー

 

ここがずっと来てみたかった天然ビーチ「里浜ビーチ」。浦添市の西海岸沿いにある空寿崎と呼ばれる場所にある自然海岸だ。

地元の人にはカーミージー浜とも呼ばれているらしい。

 

そう、ここにはカーミージーと呼ばれる亀の形をした大きな岩があるのだ。

(カーミージーとは沖縄の方言で、「カーミー」が亀、「シー」が岩礁、瀬という意味)

遠くから見ると亀が伏せたような姿をしていることからそんな風に呼ばれるようになったのだとか。

 

👇遠くから見るとこんな感じ。

 

那覇周辺は人口ビーチばかりが多い中、自然の砂浜が広がる天然ビーチはこの近辺ではとても貴重な存在。

 

 

 

 

 

浦添八景~未来に残したい景色

 

2014年には未来に残したい原風景として「浦添八景」にも選ばれている。

 

 

ちょうどこの日はシュノーケリングの練習中。

他にも子連れの家族もちらほら。

 

期待した通りの手付かずの自然のままの海!

もちろん泳ぐよー♪

 

カーミージーの周りに広がる浅瀬は少し入ると珊瑚礁も沢山。

熱帯魚らしき魚もいっぱい泳いでいた。(ワタシの天敵、ムラサメモンガラも沢山。涙)

しばらく岩の周りを海中散歩して楽しんだ。

干潮時ではあったけどこの周辺はある程度の深さもあって泳ぎやすかった。

 

もう少し沖の方では船でダイビングかシュノーケリングをしているグループも。

 

岩場にはカニもいっぱい!

 

 

カーミージーの上には拝所(うがんじゅ)も

 

先ほどの砂浜とは反対側から見たカーミージーの様子。

 

周辺はどんどん埋め立てされつつもこうやって残されている岩があるのはやはり拝所(うがんじゅ)があるからだろうか、と思ってしまう。

この岩を見ていて思い出したのが波の上ビーチにある波の上宮。

あそこもまさに海岸線に飛び出すような岩の上にある。

 

 

岩の上に見える白く小さなのが拝所。

亀瀬御嶽とも呼ばれている。

 

沖縄を歩いていると、こういう手付かずの自然が残る場所には必ずと言っていいほどこういう拝所がある印象。

 

 

以前まではおそらくここから登れたはずなんだけど・・・(いつからこんな風になってしまったんだろう)

 

 

沖縄の人の話だと、拝所があったり自然が残る場所は本来誰でも行き来が出来る場所なんだけど、人が多く来るようになると入れなくしてしまったりするらしい。(立ち入り禁止)

マナーが悪い人や(ゴミ捨てたりとか?)危ないことをする人も多いからなのかなぁ、、、と勝手に想像。

自分も気を付けないと。

 

 

因みに今回はパルコ前から歩いて行った場合の行き方だったけど。

逆から(北から)向かってきた場合は西海岸道路のちょうど下のトンネルをくぐって行く感じになる。

 

地図を見ると分かるんだけど、58号線からこの海沿いにかけては広くキャンプ・キンザーの敷地になっていて、ちょうどここ空寿崎が隠れるような位置になっていてる。

それがこの場所を知らない人が多い要因になっているのかも。なんて思ったり。

 

ただ今後この辺りにまた埋め立ての計画もあるらしい・・・

 

 

何はともあれとても素敵な天然ビーチだったのは確か✨

一個人としてはこういう景色がこの先も残ってくれることを祈るばかりです。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺

 

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