さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。
2012年に初めて訪れて以来、10年ぶりのアユタヤ観光に行ってきた。
初めてのときは、午後から夜ごはんを含めたバンでのツアーを利用した。
今回はバンコクのフアランポーン駅から電車を使って日帰りで行く旅。
アユタヤ現地ではレンタサイクルで周る予定をしていたんだけど、結局徒歩で周ることにした。
これも結果的にはアユタヤの街の雰囲気も楽しめてとてもよかった。
乗り物に乗って効率的に沢山の遺跡を周るのか。
多くは見れないけど実際に歩いて雰囲気を楽しむのか。
皆それぞれ目的が違うと思うけど、今回のワタシの歩き方が今後アユタヤを訪れるどなたかの参考になれば嬉しいです☆
バンコクから鉄道を使ってアユタヤへ
バンコクから北東80キロほどにある「アユタヤ」。
行き方としては、パッケージツアーを利用する方法、モーチットからロットゥーで行く方法、今回自分たちが利用した鉄道を使うなどの選択肢がある。
鉄道を利用するメリットは何よりも安く行けること。
列車の種類にはよるけど、安いと片道20バーツほどで、時間も1時間半から2時間くらいで行くことができる。
そしてなんといっても電車から眺める風景は旅情を味わえること間違いなし。
フアランポーン駅~3等席を利用して旅情を味わう
朝の8時前に到着したフアランポーン駅。
旅のはじまりはここから。
まずはチケット購入・列車の種類・切符の見方や料金
駅に着いたらまずはチケットを買う。カウンターの列に並んで順番が来るのを待つ。
行き先と、事前に調べておいた乗りたい電車の時間も伝える。
座席の種類も2等席、3等席などあるらしい。列車の種類によって扱いも料金も違うらしい。
この時利用した8時20分出発の電車は「Express」で3等席はたったの20バーツ! 安い。
これが切符。
必要な情報としては、
「75EXPRESS(電車の番号)」「Bangkok(出発地)」「Ayuttaya(到着地)」「Dep8:20(出発時間)」「Arr09:41(到着時間)」「Class3(座席クラス)」「Car1(車両番号)」「Seat64(座席番号)」「20(乗車料金)」
といったところ。
因みにこっちは帰りの切符。
列車の種類は乗車時間が短い方から、
「Special Express」 「Express」 「Rapid」 「Oridinary」がある。
列車ごとの2等席、3等席などの扱いについても種類によって扱いがあったりなかったり。
2等席がエアコン付きなのかどうかも電車によって決まる。
今回往復ともに利用した「Express」は2等席3等席ともに座席指定だった。
3等席はファン、2等席はエアコン付きで確か240バーツくらいだった。(エアコンが付くと全然料金が違う)
チラッと見た料金表では2等席のエアコンなしでは60バーツくらいだった。ただ今回乗ったExpressでは扱いはなし。
国鉄のホームページ。これで時刻表も確認することができる。
※ただし実際の運行と異なることもあったので注意!
朝のフアランポーン駅では、8時になるとお馴染みの国歌が流れて全員起立する。
トイレ
出発前には必ず行っておこう。無料で利用できる。(トイレットペーパーはなし)
アユタヤに行くときはトイレットペーパーも準備しておくべし。
出発
プラットホームの番号は切符を買ったときに電光掲示板で確認しておく。
8時ちょうどに出発する電車が行ったあとに我々が乗る電車が入ってきた。
隣のホームに停まっている電車は8時30分発の「Supecial Express」。これもアユタヤには停まる。
到着した電車に乗り込む。
自分の座席番号を探す・・・
このとき車両番号まで決まっていることに気が付かず、本当は1車両目なのに3車両目の席に座ってしまった。
近くでタイ人の若者グループがごちゃごちゃしてるからどうしたんだろう・・・って思ったら、自分たちが座っていたせいで座れなかったみたい(^^;
コートナ~。
急いで1車両目へ移動。
車内での出会い
向かいにはタイ人ご夫婦が座っていた。
3等席の車両はほとんどが対面の4人掛けの座席で、スペースもかなり狭い。
もし広々とした席がよければ2等席の方がいいかもしれない。
目の前に座っていたおじさんがどこに行くのかと聞いてきた。
2人はどうやらウドンタニ―まで行くそうで到着するのは17時半らしい。
その後色々説明してくれたんだけど半分くらいしか聞き取れず(笑)
それでもこういう出会があるのも電車ならではの醍醐味。
アユタヤ駅に到着
素晴らしい。
ほぼ定刻通り9時40分過ぎにアユタヤ駅に到着。
自分たちが乗った電車を撮っていたら先ほど出会ったご夫婦が手を振ってくれていた(らしい)。
ワタシは写真を撮るのに夢中で気が付かず・・・涙
ほっこりする出会いにまたまた気分が高まってくる。
アユタヤ駅からボートに乗って旧市街へ
駅を出てまず向かうのはボート乗り場。
アユタヤの遺跡が沢山ある旧市街はチェンマイの旧市街に似ていて、周りがお堀のようになっていて一部はチャオプラヤー川も流れている。
アユタヤ駅はその外側にあるのでボートで渡る必要があるのだ。
駅を出たらさっそくアユタヤの旧市街に向かうための船着き場へ。
ほぼ駅の目の前に道がある。ここを真っすぐ行けばOK。
料金所でひとり10バーツを支払う
料金所はどこだろう?
って思っていたら船着き場のすぐ手前にある・・・何も表示がないこのカウンターがどうやら支払う場所のよう。
おじちゃんに2人分20バーツを払ってボートへ向かう。(チケットなどは特になし)
もしバイクや自転車をすでにレンタルしているのであれば、一緒に乗せることも可能みたい。
朝のこの時間帯であればボートも頻繁に行き来していてそれほど待つことはなさそう。
(ただし、帰りは乗る人がほとんど居らず、ボートが来るまで少し待った)
旧市街がある対岸まではものの数分。
足元に気を付けて乗り降りしましょう。
レンタサイクル
旧市街側の船着き場から歩いたすぐの場所にはレンタルバイクやレンタサイクルのお店がある。
レンタサイクルも1日で50バーツほど。
借りる人はここで借りてもいいし、もう少し歩いたところでも何か所か借りれるところを見かけた。
本当はここで借りることを予定していたんだけど・・・
一旦保留することにした。(あまりにも自転車が劣化してそうだった💦)
船着き場から真っすぐ歩くとすぐ大通りに出る。
アユタヤの旧市街を歩いて遺跡めぐりしてみる
大通り沿いにはパラソルを立てた屋台が沢山並んでいる。
いっきにワクワク度がアップ。
チャオプロム市場というところを左折して旧市街の中心地へ向かって行く。
途中でレンタサイクルを借りようかと思ったんだけど、この辺りを歩いていたら徒歩でもいいような気がしてきた。
この周辺から旧市街(島)の反対側まで歩いてもGoogleマップでは60分ほど。
地図を改めて見ると一部の遺跡だけ見ようと思えば、歩いて周れないことも無い感じがする。
というわけで今回は歩いて遺跡巡りをしよう、という結論に。
田舎の街の雰囲気を楽しむ
この辺りはごちゃごちゃとお店も並んでいて、いかにも田舎の街といった雰囲気。
並んでいる品物も・・・これって売り物?(失礼)って思うようなものも沢山(笑)
時間があればこの辺りを散策するのも絶対に楽しそう。
バンコクやチェンマイとはまたひと味う雰囲気で妙にそそられる。
あまーい飲み物を買おう♪
歩いて周る決まれば買いたくなるあまーいドリンク。
目についたお店でココアシェイクを買う。
濃ゆ~くて美味しいんだなぁ。
これで街歩きもいっきに数倍楽しくなる(笑)
本格的なカフェってほどではないドリンクスタンド的なお店は、歩いている中で沢山見かけた。
しかもほとんどが20バーツくらいから。
アユタヤはバンコクに比べると全体的にとても物価が安い印象。
仏塔の中にも入れる『ワット・ラーチャブーラナวัดราชบูรณะ』
まず向かったのが、大体どのサイトにもおすすめで載っていた遺跡「ワット・ラーチャブーラナ」。
写真で見た感じも素敵だった。しかもなんとここでは仏塔の中に入れるらしい。
こういう遺跡はお寺と同様で服装にも注意が必要。
今回レンタサイクルに乗るつもりだったからショートパンツで来て、その都度穿く用にスカート持参してきた。
入り口でまずはチケットを買う。
参拝料は50バーツ。
こんな感じで220バーツで有名どころの遺跡を複数周れるお得なチケットもあるらしい。
周れる遺跡はこの6つ。
ただこれらの遺跡を1日で全部周れるかどうか分からなかったので今回はやめておいた。
因みに今回自分で行ってみたい遺跡を事前に調べてメモしておいたものを持ってきた。
・・・自分がチェックした遺跡とほぼ同じ(笑)
※因みにピンクの蛍光ラインが今回歩いたところ。
ではではいざ! 入り口からすでにすごいーと感動。
ここはメインの仏塔がとてもきれいな形で残っている。
アユタヤでは有名な頭のない仏像群。
ビルマ軍がアユタヤ王朝を攻めた際に、信仰心の厚いタイ人を侮辱するために仏像の頭や胴体が切り落とされたんだとか。
こんな仏像をいたるところを見かける。
勝利の証として持ち帰ったものもあるけど、こうやって今も残っているものも。
歴史に興味が無いワタシでもこういう遺跡に来るとなんだかその当時に想いを馳せて・・・
想像力がかきたてられる。
せっかく来たしぐるりと一周周ってみる。
仏塔の途中まで登って中へ


仏塔の中にまで入れるらしいので・・・
少し階段が怖いけど入ってみることにした。
仏塔の中。


奥はコウモリも飛んでいて正直怖い(笑)
でもせっかく来たのであれば一度は入ってみるべし。階段にはくれぐれも注意!
上から眺める遺跡群に溜息。
この日は平日の金曜日。
まだまだコロナの影響は続いていて観光客は少な目だった印象。
欧米人のバックパッカーらしき人たちは結構電車内でも見かけた。
土日だともう少し混むかもしれない。
ゆっくり観光したいのであれば断然平日に来るのがおすすめ。
どこから眺めても溜息。
見たこともないキノコも生えていた。


ひとつの遺跡をゆっくりじっくり見るのもいい
ゆっくり見て周って1時間ほど。
レンタサイクルで複数の遺跡を見て周るのもいいけど、じっくりと見て周るなら2、3ヵ所くらいかなぁ。。
お寺もそうだけど、じっくり見て周ったら1日2ヶ所も周ればけっこうお腹いっぱいになる(笑)
正直感動が薄れてくる・・・
ケースバイケースだけど。
複数の有名な遺跡を全部見て周るのももちろん良し。
でもこういう観光の仕方もこれはこれで満足度は高いなーと今回感じた。
ブルーのワンピースを着た外国人の女性が遺跡と絵になる。
タイ人の修学旅行生も先生からの説明を受けたあと元気な様子で散らばっていき観光開始。
ひとつ目の遺跡を観光しただけでかなり満足してしまった我々(笑)
さて次に向かおう。
長くなりそうなので・・・つづく。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘