わたしの歩き方~お散歩日記

あっちへ行ったりこっちへ行ったり~好きな場所で好きなように生活したい...自由気ままな40代の日々の出来事。平日は普通に仕事をして休みの日は海へ行ったり散歩したり飲んだり~そんな日常を(今は)沖縄より発信中。

【日帰り&レンタサイクルで巡るアユタヤ③】タイの三大王、伝説のナレースワン王のために建てられた「ワット・ウォラチェータラーム วัดวรเชษฐาราม」

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さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。

 

 

🚲日帰り&レンタサイクルで巡るアユタヤの旅🚲

 

今回も数回に分けてお伝えしていけたらと思います。

 

前回までの内容はこちらからどうぞ。

www.watashinoarukikata-diary.com

 

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8月17日(水)

午前中、「ワット・ロカヤスタラーム」の次に訪れたのはそのすぐ隣にある「ワット・ウォラチェータラーム 」と呼ばれる遺跡。

 

この遺跡はワタシがいつも参考にしているブロガーの方が紹介されていた記事を目にして以来、是非とも訪れてみたかった場所。

調べてみるとアユタヤ王朝の歴史ではなかなか重要な寺院だったよう。

今後訪れる方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

タイの三大王・ナレースワン王が眠る『ワット・ウォラチェータラームวัดวรเชษฐาราม』

 

この遺跡はタイの三大王のひとり、アユタヤ王朝21代目の王「ナレースワン王」が眠る寺院『ワット・ウォラチェータラーム วัดวรเชษฐาราม』

 

すぐ近くにある「ワット・ロカヤスタラーム」は外国人に人気だが、こちらはどちらかというと観光客の認知度は低い印象。(自分も含め)

 

外壁の周りは池で囲まれるような形になっており、陸の孤島のようになっているのが特徴的。

水に囲まれているせいなのか、静かで独特な趣きが感じられる。

 

 

 

「ワット・ウォラチェータラーム 」について

 

(上記を参考に)

 

「ワット・ウォラチェータラーム วัดวรเชษฐาราม」 はかつてアユタヤ王朝があった旧市街(島内)の西側に位置し、巨大涅槃で有名な「ワット・ロカヤスタラーム」のすぐ近くにある。

アユタヤ王朝の王室寺院としても重要な寺院のひとつとされている。

 

 

 

王室に関する年代記によると、当寺院は西暦1593年ごろにアユタヤ王朝22代目の王「エーカートッサロット王(สมเด็จพระเอกาทศรถ)」によって建てられたものと考えられている。

「エーカートッサロット王」(サンペット3世)はサンペット1世の子である「ナレースワン王(สมเด็จพระนเรศวรมหาราช)」(サンペット2世)の弟にあたる。

 

この時代、兄であるアユタヤ王朝21代目の王ナレースワン王は群を率いて、かつてビルマの首都であった「タウンウー朝(เมืองตองอู)」(現在のミャンマー中部)を打ち勝利をおさめた。

この時、弟であるエーカートッサロットもナレースワン王の反ビルマ戦争を助け、アユタヤ王朝の独立に貢献したと考えられている。

 

その後重い病によってご崩御されたナレースワン王に敬意を表し、王朝としての葬儀を行うための、この地に強大な火葬場を作り葬儀の際には1,000人もの数の僧侶が招待されたと言われている。

 

この「ワット・ウォラチェータラーム 」で王室の葬儀が行われたことは確かなようだ。

 

寺院は外壁に囲まれるような形で構成されている。

メインとなる仏塔「チェディーเจดีย์」はスコータイ様式のレンガとモルタルから造られているのが特徴。

3つのウィハーン(僧院)とウボーソット(お堂/礼拝堂)、そして角には2つの小さい大きさのチェディ(仏塔)があったとされている。

 

またナレースワン王の遺骨もこれらのチェディのどこかに今も埋まっていると信じられている。

 

 

 

ついさきほど訪れたワット・ロカヤスタラームは外国人観光客が多かったのに対し、訪れたときこちらの寺院はワタシたちだけだった。

 




 

新しく建てられたであろう仏像の周りには、胡坐を組んだ脚の部分しか残っていないおそらく当時のままの仏像群も。

 

ここにも上半身ごと切り落とされた仏像だけが残っている。はるか昔確かにここでも戦いがあったという事実が生々しく感じられる。

 

 

最後に立ち寄った礼拝堂の中に佇む仏像。

とても穏やかですべてを包み込んでくれそうな柔らかい微笑みが印象的だった。

 

 

一通り見て寺院を後にしようとした頃ににタイ人家族がお参りに来ていた。

 

アユタヤ王朝時代、ビルマとの戦争で初めて勝利を収めた伝説のナレースワン王の別名は「黒の王」。

弟のエーカートッサロット王は「白の王」と呼ばれていたらしい。

ビルマからアユタヤ王朝の独立を兄弟で勝ち取り、その後亡くなった兄を偲んで弟によって建てられたこの「ワット・ウォラチェータラーム」。

 

タイの人たちにとっては特別な存在の寺院なのかもしれない。

 

 

そんな歴史の背景も知った上で訪れたら、また遺跡の見え方や感じ方もまったく違うのかも。

 

 

場所

 

 

 

 

 

 

午前中の部はここまで。

次は気になっていたアユタヤ名物のお菓子を買ってお昼ごはんに向かいます。

 

つづく🐘

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘

 

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