はいタイ🌺ソムタム娘です。
今年は11月4日(土)、5日(日)にかけて那覇市の壺屋で開催されている壺屋やちむん通り祭り。
普段はあまり歩くことがないやちむん通りだけど、芸術の秋だし、お祭りだし、行ってみることに♬
以前妹たちと散策したときの様子はこちら👇
www.watashinoarukikata-diary.com
壺屋やちむん通り祭り~たまには芸術の秋も
この週末はいろんなところでイベントが盛り沢山!
昨日は自宅から歩いてもすぐの壺屋やちむん通りで開催されているお祭りへ。
期間中はやちむん(焼物)もいつもよりお安く買うこともできるらしく、この機会にオシャレな器を買ってもいいかなぁなんて思ったけど・・・我慢我慢。
お祭りの雰囲気だけでも楽しもう~
お天気にも恵まれて(むしろ暑いくらい!多分30度近くいってたよね)最高のお祭り日和🌞
こんな感じでほとんどのお店の前にはお買い得のやちむんがずらりと並んでたり。
せっかくなので(期間中は無料!)壺屋焼物博物館を見学
平和通りから歩いていくと、やちむん通りに入ってすぐ左手に見えてくる壺屋焼物博物館。
お祭り開催中はこちらの壺屋焼物博物館も通常大人は350円の入館料がかかるところ、無料で開放されているとのこと。
それならば!せっかくなので試しに入ってみよう~。
芸術の秋だしね。
館内は一部撮影禁止エリアをのぞけば写真撮影もOK。
沖縄のやちむんに限らず、全国各地の歴史を感じるふるーい焼物がケース内に重々しく展示されているのをふむふむと眺めつつ、、、
しばしその当時に想いを馳せてみたり。
展示物の中で器よりもおぉぉぉ~!っとなったのがこちらの窯。
登り窯といわれる当時使われていた窯らしいのだけど。
あれあれ、去年チェンマイからプチトリップで訪れた焼物で有名な街ランパーンで見た龍の窯にそっくり。
(後からもっとそっくりなのが出てくるんだけど)
www.watashinoarukikata-diary.com
展示されている器たちを立ち止まってじっくり見学している人もいるけど。。。自分にはムリ。笑
そこまで自分には芸術性が備わっていないのは解ってるのでさささーっと3階まで進んで、外に出られる扉を発見。
屋上のようになっているエリアには拝所も。
いい空気が流れてる~
見晴らしも最高~。
お、あの木が生い茂っているところにも歩いて行けそうなので後で行ってみよう。
すごいねぇ。
個人的にはやちむんよりもこっちの窯の方が興味深々。
屋上からそのまま外に降りて出られるようで、先ほど見えた木が生い茂ったエリアに降りて行ってみると・・・
ガジュマルが生い茂った裏には・・・
今も当時の姿のまま残る~南ヌ窯(フエヌカム)
逆光で分かりにくいかもしれないけどしっかり表示もされていて。沖縄県指定文化財にもなっている「南ヌ窯」と呼ばれる登り窯が当時の姿のまま残されている。
南ヌ釜は1996年あたりまでは荒焼の窯として使われていたもので、壺屋に残る唯一のものらしい。
それにしても・・・そんなに大切なものなのになんとも無防備にというか、無造作に置かれている。笑
因みに荒焼とは釉薬をかけない焼物の総称で、それに対して釉薬をかけて焼くものを上焼と区別するらしい。
今回の見学で学んだヨ✨
これがもうランパーンで見た窯とそっくりで。
ひとり心の中で興奮。
こういうものの方が歴史を感じるというか。同じアジアとして沖縄とタイもどこか歴史で繋がってるんだなぁなんて思いつつうっとり眺めてた。
しかもなんと東ヌ窯ってのもあるらしくて。俄然興味が湧いてきた!
沖縄の唄っていいよね~沖縄民謡ユニットちんちなーライブ
見学を終えて降りていくとちょうど14時から始まる沖縄民謡ユニットのちんちなーさんたちのライブが始まるところだったのでこちらも鑑賞させてもらうことに。
因みにユニット名のちんちなーとは沖縄の方言で「ひばり」のことなんだとか。響きがカワイイよね。
いーどぅしはじめ沖縄の唄を歌う歌い手さん、みんなとても素敵な歌声でほれぼれ~島唄のメロディ、響きってなんか聞いてるとじーんとするものがあるんだよねぇ。
子どもに交じって真ん前で座って楽しませていただいました。感謝~
応援してますっ!
普段はこんなに人が歩いていることはないやちむん通りだけどお祭りということもあってかものすごい人出。
本日5日(日)まで開催されているようなので、那覇近辺に滞在中の方は是非!
後日・東ヌ窯(アガリヌカム)を探しに
さて、南ヌ窯の存在に気が付いてしまいさらに東ヌ窯なるものがあると知り気になってしようがなくなってしまい・・・
翌日に再びやってきたやちむん通り。笑
平和通り側から向かうと東ヌ窯がある場所は南ヌ窯があるところからさらに先へ進んでいく。
メインのやちむん通りから少し左側の住宅街の方へ入っていくと、国の重要文化財にもなっている新垣家住宅がある。
東ヌ窯はその敷地内に置かれている。
ただこちらの新垣家、現在も普通に住んでいる方がいらっしゃるとのことで公開されているのは一部のみ。
そしてこちらが東ヌ窯。(こちらは撮影OKとのこと)
見ての通り南ヌ窯に比べるとしっかり保管されているのがよく分かるんだけど・・・
係りの方に聞いたところやはり国の指定文化財(東ヌ窯)と沖縄県の指定文化財(南ヌ窯)ではもらえる予算も違うそうで。笑
そういうことか!と納得。
だから南ヌ窯のほうは(いい意味)で放置状態なのね。でも雰囲気はあっちの朽ちた感じのほうが時代を感じて好きだけど。
東ヌ窯は2009年に雨や老朽化の影響で一度全壊していて、現在公開されているのは2015年に修復完了したもの。
スプリンクラーもしっかりある。。
南ヌ窯と東ヌ窯、もし壺屋やちむん通りに来る機会があったら、見学におすすめです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺