
ハイタイ🌺ソムタム娘です。
8月16日(土)
まだまだ続きます、遠野編。笑
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今回の遠野では訪れたところをはじめ、こうやって記事を書くにあたって色々と調べているうちにどんどん興味がわいてきてしまっている、
魅力いっぱいの遠野。
日本有数のホップの生産地でもある遠野で、今回はこんなホップソーダとも出会ってしまった。
『遠野物語』第六九話 オシラサマ
たちまち娘は その首に乗りたるまま 天に昇り去れり。オシラサマというは この時より成りたる神なり。
ホップを存分に味わえる!『遠野 風の丘 ホップソーダ』

ビールの原料は?
そう聞かれてどれだけの人がちゃんと答えられるだろう。
麦芽、ホップ、水、酵母、この4つが主なビールの原料らしい。
さてここでビールを飲んだとき、ビールに含まれるホップの存在、ホップの味はこれだ!とわかる人は....?
これまでホップがビールの原料になっていること自体はなんとなく知っていたわたしも、ビールの苦味や独特な麦っぽい風味、後味、、、どれがホップによるものかまったくわからなかった。
それがこのホップソーダを飲んだら、「これがホップだったのか!」とある意味目からウロコ。
苦いんだけど爽やか!
でもってたちまちホップの味、の虜になってしまった。
爽やかなホップの香りと苦味

遠野 風の丘 ホップソーダ
(先ほど寄った伝承園のお土産屋さんで初めて購入)
原材料は、水、熟成ホップエキス、炭酸、香料、酸味料、柚子抽出物。
しかもなんとこのソーダ、ノンアルコール。
熟成ホップ由来の爽やかな香りと独特な苦味
まさにホップの味と風味を存分に味わえるソーダ!
これがホップの味だったのか~というなんだか間抜けな感想なんだけど、そうなんだからしょうがない。変に余計な味がせずシンプルにホップ!
因みに1本につき、10円が遠野ホップ生産維持に活用されるんだそう。
普段かなりケチなわたしでもこういうのには積極的に協力したい。ちゃんとそこ(作っているとこ)に還元されるんだもん。



ホップソーダをおともに。お昼ごはんは駐車場近くの木陰でピクニック。
父がまた素麺諸々、知らぬ間に朝準備して持ってきてくれていたっぽい。(感謝)
珍しい白いトウモロコシ。
父も今年初めて植えたらしく、生でも食べられるという白もちとうもろこし。でも茹でて食べたほうが甘みも増しておいしいらしい。
食感も黄色のよりももっちりしていて美味しかった。
『遠野物語』第六十九話 オシラサマ
冒頭に書いた 遠野物語に出てくる「オシラサマ」と呼ばれている神さま。
その正体は、、、
(昔あったずもな)
ある農家にいた娘は飼い馬と仲が良く、ついには馬と夫婦になってしまった。
ところがそんな娘に父親は怒り狂い、その馬を殺して木に吊り下げてしまったのだそう。そして馬の死を知った娘はすがりついて泣き、そんな娘を見た父はさらに怒り、馬の首をはねてしまったところ、娘はすかさず馬の首に乗ってそのまま空へ昇っていってしまい、、、
おしら様となってしまった。
この出来事がオシラサマの誕生とされている一説なのだとか。
遠野にあった昔の家は「曲り家」と呼ばれ、L字型になっているのが特徴で、人が住む母屋と馬小屋が同じ屋根の下で暮らす様式の住居が多かったんだそう。
遠野で暮らす人たちの身近にはいつも馬がいて、とてもかけがえのない存在だったのがわかる。
遠野物語で語り継がれる物語は、どれも今では信じられないような不思議な内容ばかりだけど。
遠野で暮らしていた昔の人たちの風習や考え方や生き方とともに、こんな物語が生まれた背景を垣間見られる気がする。
遠野駅前の景色

いつもは通ることがない遠野市内。
今回は父がわざわざ遠野駅前を車で通ってくれたのでこんな風景も。



城下町を基盤にした町割りの名残りと蔵造り風の建物がなんとも趣がある街並み。
戦前戦後の商店建築が一部残っている場所もあるようで、駅前にはスナック街もあるらしい。(現在もあるかどうかは不明)
いつか今度は泊まりで数日滞在して、レンタサイクルでこの辺りを巡るのも楽しそう。
もちろん夏の一番暑い時期に。


名残り惜しいけど遠野で過ごす時間もそろそろ終わり....
遠野を後にする前に最後のお楽しみ、道の駅・遠野風の丘へ向かいまーす。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺
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