ハイタイ🌺ソムタム娘です。
ついに受けて来ました!
人生初の大腸内視鏡検査。
今日はそんなドキドキビクビクだった大腸内視鏡検査を受けた前日から当日までの流れを書いてみようかと。
まずはそもそも今回検査を受けることになった経緯について。
(当ブログを毎日ご覧いただいている方はご察しの通り)去年の春にとある軽い手術を受けたことがきっかけ。
担当の先生からは、「一度は検査しておいたほうがいいよ~」と言われ続けていたものの、(2月末にタイへ行く前に言われてた)怖くてなんとなく先延ばしにしていたけど先月ふと思い立って検査を受けることを決意。
せっかく受けるなら万全の状態で挑みたかったので、数日前から食べるものもちょっと意識して。いつも以上にお豆腐率高めの食生活を送って当日を迎えた。
検査前日~準備で飲む下剤が辛すぎる・・・
(検査前日の夜から飲んだ下剤↑)
検査前日は消化によいものを。
ごはん、食パン、うどん、豆腐、卵、白身魚等々を食べること。
逆に食べてはいけないもの消化によくないもの。
玄米、オートミール、納豆、葉物野菜、種のあるもの、ゴマ、油等々。
検査の予約をした際に、検査前日から当日までの過ごし方を薬の飲み方から含めてしっかり説明を受けていた。
ということで前日の朝はバナナ、昼は豆腐チャンプルー、夜は絹豆腐を食べた。
そして前日の21時から飲まなければならなかったサラプレップという名の、経口腸管洗浄剤。
(その前に20時には錠剤の下剤も1錠飲んだし、その前にはもう1種類錠剤も飲んだ)
このサラプレップという液体を約1時間半ぐらいの時間をかけて、4回に分けて飲んでいく。その途中にはサラプレップを飲む倍量のお水も飲まなければならない。
まずは、サラプレップ120mlほどを10分かけてゆっくり飲む。(このゆっくり飲むというのがまたしんどい)
そのあと倍量の水も5分かけて飲む。これを4回繰り返す。
このサラプレップという薬剤なんだけど、いったいどんな味かするのか?
ドキドキしながら飲んでみたら最初のひと口目は、あれ?思ったより全然不味くないじゃん。ポカリスエットをしょっぱくして味を濃くしたよなイメージ。
これなら全然いけるじゃん♪なんて余裕の気持ちでいたものの、、、
すでに1杯目から徐々に口に入れて飲みこむのが「うーーーー」ってな感じで辛くなってきた。
ゴクンと飲みこむという行為をこんなに努力しないといけないって....こんな感覚かなり久しぶり。汗
(違うことに意識を集中させるためにYouTubeで卓球の試合の動画を観ながらなんとか乗り切った)
21時ぐらいから飲み始めて1時間ちょっとで1本すべて飲み切ったのだけど、めちゃくちゃお腹がパンパンで苦しい。
説明を受けたときの話だと、飲み始めるとお通じがきますよ~ってことだったのに、わたしの場合はその夜まったくトイレに行くことはなく....そのまま就寝。
朝方だったのかな。やっとお腹に異変を感じてトイレへ、という感じだった。
検査当日~鎮静剤を打って、モニターを見ながら(準備のほうが辛かった、笑)
そして迎えた検査当日。
(無意識にコーヒーを飲まないように注意!)
朝の9時から前夜と同じ要領でにサラプレップを1本飲んだんだけど、この日は午前中何度もトイレに行った。
全然お腹は痛くならないのに次から次へとお腹のものが出ていくという、、、ある意味超デトックス。
最後は想像通りほぼ水分状態。
(こうならないとそもそも検査が受けられないらしい)
14時半までに病院に来てくださいね、とのことだったので少し早めに家を出ていつものように歩いて向かった。
(もしもの時のためにお泊りセットも準備して)
何も食べてない&お腹を下したときのように体に力が入らないせいか、なんだかふわふわとしたようなへんな感じだった。
病院に着くといつものように体温と血圧を測って待合室で待機。
少しすると番号を呼ばれ看護師さんから軽く問診を受け、下剤を飲んだ後どんな状態か等聞かれた。その後、別の看護師さんに案内され検査室へ。
と、その前に、検査を受ける上で同意書を書く必要があるんだけど、検査中にもしもポリープが見つかった場合、その場で切除するのかしないのか、という選択も事前にしないといけない。
今回もしポリープが見つかった場合どうしようか、、、不安でこの部分は記入せずに病院に行ってもう一度説明を聞いてから書こうと思っていた。
検査室に行く前に看護師さんとお話して、結局は切除する、という方にした。
もし見つかった場合も小さいうちに取っておいた方がいいらしい。(この部分に関しては個人的にいろいろ思うことがあって、そのことまで書いたら長くなるので割愛)
検査室へ入る前に、検査着と紙ショーツに着替えた。紙ショーツは短パンタイプでおしりの後ろの部分だけ小さく穴が空いているもの。(へ~こんなのがあるんだ~)
検査室へ入った後は看護師さんの指示通りベッドに横になった。
さてここで麻酔をどうするか、という最終確認。
(コメントでアドバイスをくださった方々、ありがとうございました!)
前回先生と話したときに「鎮静剤」は打ったほうがいいと言われたことと、でも腸内が映されているモニターを見ながら検査を受けたい(意識がある状態)、という旨を伝えたんだけど、それがうまく伝わらなかったのか、「じゃぁ麻酔はなしですね」と言われた。
え?え?そうじゃなくて、、、
それは何もしないで検査をすることかと確認すると、そうですとのこと。いやいや、痛いのは嫌だから鎮静剤は打ってほしいことをもう一度伝えて、じゃぁ量を調整して少なめにしましょうね~ということになった。
この検査を受けるまで「大腸検査初めてですか?」っていろんな看護師さんに聞かれたんだけど、これはわたしがあまりにもビクビクしてあれこれ聞くから?と思ってしまった。
検査を担当してくれた看護師さんともそんな話をしていたんだけど、結論、人それぞれらしい。それに誰しもがこればっかりは受けてみないと分からない。
一切麻酔なしで受けてまったく痛くなかったと言う人もいれば、緊張しすぎて声も出なくなる人もいたらしい。
あとはやはり女性のほうが痛みに強い傾向はあるそう。それは確かに。
「でも多分わたしは男性寄りだと思います、痛いのに弱いです」とだけは伝えておいた。
「今回受けてみてまたそれが次回受けるときの目安にもなるから」って言われたけど、心の中ではもう受けたくない!思っていた。
はじめてのことって(特に痛みをともなうこと)だと一体どんなもんか気になるもんじゃない?と個人的には思うんだけど、まぁこの時点での意見も様々なんだろう、と思った。
ベッドに横になった後、鎮静剤を入れる針だけ腕にチクッと刺してもらって(この痛みだけでもけっこうビクビク)その後は先生が来るまでしばし待機。
そうそう、この日の朝に飲んだサラプレップ、自分の場合、消化が遅いのかまだお腹に残っているような気がしていて、検査室に行く前にも看護師さんにその旨を伝えておいた。
案の定、ベッドに横になった後もトイレに行ってしまった。
15時半過ぎぐらいにやっとこさ先生が登場。
(検査の合間に診察をしたりととにかくいつも忙しそう)
サバサバとした男性の先生で、「じゃぁ始めましょうね~」って言う先生の声とともに腕の刺している針から鎮静剤の投入がはじまった。
今回も去年受けた痔の手術のときと同様でまったく眠くならず。意識もバッチリあった。
おしりの穴から内視鏡って、、、痛くないはずないよね?と思っていたけど実際は鎮静剤のおかげなのかまったく痛くなかった。あ、なんか入っているな~という程度。
お腹の中を内視鏡が通っているんだろうけど、その感覚もほとんどなし。自分が鈍感なのか?とも思ったけど。
唯一ちょっと苦しかったのは腸内の様子を見やすくするためなのか、看護師さんにときどきお腹を押されたりねじるように押されたこと。その際に大きく息を吸って止めたりしたときかな。
それ以外はもうほんっとなんともなく。横になって自分の大腸が映し出されているモニターを(へ~)って思いながら興味津々で眺めていた。
検査中盤ぐらいで先生がぼそっと「長いね~」と言うのが聞こえて、どうやらわたしの腸は長いらしい。(やっぱり!)
自分でも絶対にそうだと思っていた。常々感じていたこの消化の遅さ....吸収力が良いというか燃費がいい体質、、、同じものを同じ量食べて片方はお腹ペコペコになっていてもわたしは全然、ということが多い。
検査中もポリープあるのかな?あるのかな?と気になって自分でもじーっとモニターを見ていたけど、さすがに素人目にはまったく分らず。うねうねしてるなぁ~ピンク色だしけっこう健康的なのかな~なんて感じる程度だった。
「じぁあ見ていきますね~」と先生の声が聞こえたので、おそらく大腸の最終地点?まで行ってその後戻りながらにチェックしてたのかな?と勝手に思った。内視鏡が出口へ戻りながら所々で写真を撮っていた。
そんなかんじであっという間に30分間ほどの検査が終了。
終わったあとは少しだけぼーっとするような、ふらふらするので看護師さんと一緒に更衣室へ。もし辛かったら検査着のままベッドで横になれたけど、全然平気だったのではやく自分の服に着替えたかった。
その後は1時間ほどベッドで休憩。
この時点で確か16時過ぎ。
「1時間ぐらいしたら声かけますね~」と言われて一人になった後は特に眠くもなかったし、どうしようと思いながらスマホを見たり、一応持ってきた本を読んだり。でも集中力がないのか、すぐに気が散って続かないのでぼーっと過ごしていた。
すると「○○さん」と声が聞こえて、ぱっと目を開けたら看護師さんが目の前に。
どうやら気が付かないうちに爆睡していたっぽい。笑
時計を見るともう18時前。(病院が18時に閉まるらしい)
看護師さんに検査どうだった~?と心配されて(多分わたしがビクビクしていた最初を見ている人)思ったより痛くもなかったことを伝えた。
その後、担当してくださった先生から検査結果について説明があったんだけど、はい、ポリープはありませんでした!(よかった~)
腸はちょっと長いね、って。笑
あと腸の動きも少し鈍いらしい。
万年便秘症という体質だけど至って大腸は健康的だというお墨付きをいただいたので、とりあえずは一安心。
お会計は保険適用で5千円ちょっとだった。
前日の晩にサラプレップを飲んでまったくお通じが来ず、お腹だけ張って痛かったとき、これじゃあ検査できないのでは?と心配になったり、
正直、これをまた翌日飲むことを考えたら憂鬱になってきて仮病使ってキャンセルしようかなんて考えもよぎったけど、ホント受けてよかった。
とりあえずこの1年ほどモヤッとしていたひとつがスッキリ。
帰り道、お腹が空きすぎてファミマで買った黒糖あんぱん。粒あんがずっしり。
我慢できず歩きながら食べて帰ったんだけど、いつも以上においしく感じたのは言うまでもない。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺