サワディーカー🐘ソムタム娘です。
(ちょっと話が前後してしまったけど)
ピサヌローク滞在3日目のつづき。
www.watashinoarukikata-diary.com
午後からはナーン川を渡って、対岸にある博物館へ。
それと、タイの英雄ナレースワン大王が生まれた場所としても有名なチャン王宮に関係のある寺院の遺跡巡りもしてきた。
- ナーン川を渡って対岸へ
- プラ・ラーチャワンチャン橋(สะพานพระราชวังจันทน์)
- チャン王宮博物館~ศูนย์ประวัติศาสตร์พระราชวังจันทน์/CHAN ROYAL PALACE HISTORICAL CENTER
- วัดวิหารทองワット・ウィハーントーン
- วัดศรีสุคตワット・シースコット
- วัดโพธิ์ทองワット・ポートーン
- カフェ・アマゾンで休憩
- 晩ごはん:揚げパン(ボロネーゼ味?)
- 今日の出費
ナーン川を渡って対岸へ
前の日はあまりの暑さにギブアップした昼間のナーン川沿い。(今日はいけるんじゃ?ってこのときはけっこう余裕で出発)
さて、かつてナーン川の西側にはチャン王宮と呼ばれる当時のアユタヤ時代の王族の居住地があったんだとか。
今回はそのチャン王宮やピサヌロークの成り立ちにまつわる歴史も知ることができる博物館へ行ってみることにした。
この時期は日中ぶっ通しで歩きまわるのはほんっとーに危険。
昼間はホテルやカフェで休憩を取りながら小分けにして散策するのがベスト。
プラ・ラーチャワンチャン橋(สะพานพระราชวังจันทน์)
ナーン川を北へ歩いて行くと見えてきたプララーチャワンチャン橋。
この橋を渡って行くよ。
ピサヌローク県のシンブルでもあるแม่น้ำน่านメーナムナーン(ナーン川)。
こうやってタイ語のつくりを改めて見ると、やっぱタイ語ってなんかいいなぁと思ってしまう。
แม่メー(母)+น้ำナム(水)+น่านナーン(ナーン)
チャン王宮博物館~ศูนย์ประวัติศาสตร์พระราชวังจันทน์/CHAN ROYAL PALACE HISTORICAL CENTER
(今回も)マナオさんのピサヌローク編のブログを参考にさせていただいて、来てみたかったこちらの施設、「CHAN ROYAL PALACE HISTORICAL CENTER」。
チャン王宮跡に併設されている博物館だ。
ピサヌロークはかつて、スコータイ時代からアユタヤ時代までは重要な都市で、政治の中心だった場所でもあるんだとか。
また、スコータイ王朝の末裔でありアユタヤ王朝の9代目の王でもあるボーロマトライローカナート(สมเด็จพระเจ้าอยู่หัวบรมไตรโลกนาถ)が都をここ北部のピサヌロークへ移したという記録もある。
そしてその王族の住居とされていたのがここチャン王宮なのだ。
ボーロマトライローカナー(Borommatrailokkanat 1431年 - 1488年)
正直言うと、かなり苦手な分野(歴史)ではあるんだけど、せっかくここまで(ピサヌローク)まで来たし!と思って。しっかり勉強して帰ります。
階段を上って行くと、右手に座っていたおじさんに声を掛けられて、聞き取れた情報だとおそらく博物館だそう。
入場料はないらしいよ。
場所
ここで靴を脱いで中に入る。(隣に靴を置くラックがあります)
ナーン川とともに発展してきたピサヌロークの歴史。
年代とかホント苦手なんですが。汗 しかもタイの場合、仏歴になってるから余計混乱する💦
タイ語と英語での説明文....
どちらの言語も中途半端なわたしは正直パっと見ただけで内容を理解するのは困難。
なのでこういうところに来たときは、気になる内容を写真に撮って後で見返せるようにしている。(こちらの施設ではすべて撮影OKと確認済)
一応タイ語の勉強にもなると思ってなるべくタイ語の説明の方で理解するように努力はしているけど....
(かなりGoogleレンズのお世話になってます)
かつてスコータイ王朝時代には「เมืองสรลวงสองแควムアンソンルアンソーンケーオ」と呼ばれていたピサヌローク。
どうやらここピサヌロークには2つの川が流れていたことがこの名前の由来らしい。
ナーン川(แม่น้ำน่าน)と ケーオノーイ川(แม่น้ำแควน้อย)
Googleマップで確認してみると確かにピサヌロークの北部でナーン川とケーオノーイ川が合流しているのが分かった。
ピサヌローク チャン王宮の保護と開発プロジェクト(โครงการอนุรักษ์และพัฒนาพระราชวังจันทน์ จังหวัดพิษณุโลก)、3つの古代寺院
チャン王宮跡の周辺には3つの重要な古代寺院も発見され、現在もその遺跡が残っている。
これらの寺院はチャン王宮とも深い関係があると考えられ、そのうちの一つの寺院、ワット・ウィハーントーンは南側に王宮とつながる通路も発見されたらしい。
こちらがその3つの古代寺院のある場所。
こんなかんじで、当時の寺院をイメージした模型もあった。↓↓↓
วัดวิหารทองワット・ウィハーントーン
วัดศรีสุคตワット・シースコット
วัดโพธิ์ทองワット・ポートーン
この後この3つの寺院の遺跡を見に行ってみることに。
灼熱の太陽が照り付ける中、こんなところを歩いている人なんて、、、全然いないよ。
วัดวิหารทองワット・ウィハーントーン


それではさっそくひとつめの寺院。ワット・ウィハーントーン。
こちらは3つの寺院の中でも一番大きく、遺跡として残っているものも多い。
おそらくナレースワンの統治以前から存在していたと考えられている。
博物館にあった当時のイメージ図がこちら↓


大きな礼拝堂があったであろう場所にはพระอัฏฐารสプラ・アッターロットが安置されている。
ただここに安置されているプラ・アッターロットは当時のものを模したレプリカだそう。
1825年にラマ3世の命により移された仏像は現在、バンコクのワット・サケットの本堂(か、礼拝堂)に祀られているらしい。
え?ワット・サケット??
ワット・サケットってあの大好きなお寺じゃん!って思ったんだけど、自分があのお寺に行くときって黄金の仏塔が建つ丘ばかりに目が行っていて....実は本堂とか礼拝堂を訪れたことがないことに今気が付いた...しかもあの丘の上に建つ仏塔の下がてっきり本堂かと思ってた、、、(ショック)
www.watashinoarukikata-diary.com
ただ、タイの寺院巡りをしていると、意外なところであのお寺とあのお寺にこんな関係があったのか~と繋がることがあったりしてホントに面白い。
พระอัฏฐารสプラ・アッターロットについて
参考↓
因みにプラ・アッターロットとは、スコータイ王朝時代に多く作られた大きな立像の名前。
現在はタイ国内に6体あると言われているらしい。


礼拝堂のこの柱は、当時のままのものが建っているんだなぁと思うとなんとも感慨深い気持ちになる。
反対側にあるのが本堂(ウボーソット)だった遺跡。
因みに本堂(ウボーソット)と礼拝堂(ウィハーン)はどちらもそこそこ大きなお堂で、どちらがどちらなのかがよく分からないときがある。
その違いを見分けるのは結界石の有無、なんだとか。(ウボーソットの周りには結界石がある)
そしてこちらが主要な仏塔の遺跡。
仏塔はアユタヤ王朝時代の初期に建てられたものと推測されており、プラ・プラーン型(トウモロコシ型)をしていたと推測されている。
現在わずかに残っているのは基礎部分のみ。
วัดศรีสุคตワット・シースコット


チャン王宮の外壁の南西に位置する寺院、ワット・シースコット。
博物館にあった当時のイメージ図がこちら↓
メインの仏塔があった場所。これもほぼ基礎部分しか残っていないが、アユタヤ様式の鐘型だったと推測されている。
四面にそれぞれ配置されていたであろう白い仏像と弟子の像の一部が残っているのがとても印象的だった。
そして最後の3つ目の寺院、ワット・ポートーン。
すぐ近くにそれらしいものは見えているんだけど(目の前)ここからだと道のようなものがなく、、、この野っぱらを歩いて行っていいのか分からず。
(こういう遺跡がある場所ってどこまで立ち入っていいのか分からないときが....しかもす暑すぎてちょっとへばってきている)
仕方ないのでいったん車道へ戻ることに。
วัดโพธิ์ทองワット・ポートーン
先ほどのワット・シースコットと並ぶような場所に残されているのが、ワット・ポートーン。
調べていて気が付いたんだけど「โพธิ์ポー」ってタイ語で菩提樹という意味だったのか。知らなかった。
バンコクで有名な三大寺院のひとつでもある、ワット・ポーの「ポー」と一緒だ。
博物館にあった当時のイメージ図がこちら。↓
こちらも主要な仏塔の基礎の部分のみが残っている状態だった。
最後にナーン川沿いの車道から見える遺跡群。
暑すぎてしんどい....
休憩場所を求めてGoogleマップで見つけたアマゾンに向かいます。
カフェ・アマゾンで休憩
ピサヌロークにも数軒のアマゾンカフェがあったよ。
入った瞬間、冷凍庫かと思うぐらい冷えててまさに天国。(最初はね)
すぐに寒くなって耐えられなくなるから。笑
アイスカプチーノ 甘さ50%。65バーツ。
(アマゾンは甘さをパーセンテージで注文できる)
晩ごはん:揚げパン(ボロネーゼ味?)
なんだか食べるのが面倒になってしまい。迷いに迷ってなぜか揚げパン。
一切れ15バーツ。(やっす)
半分にカットした揚げパンに、キャベツやハムを挟んで、最後にマヨネーズと、、、これがボロネーゼ味!?(タイ語で「ボーローナー」って書いてあった)のオレンジ色のソースをたっぷりとかけてくれた。
あ、なんかこの味のパスタ食べたことあるかも、というお味。あまり期待してなかったけどけっこう美味しかった。笑
あとは1本25バーツのサイウアを食べて、この日の晩ごはんは終了。
今日の出費
タンブン:20バーツ
アイスカプチーノ:65バーツ
揚げパン:15バーツ
サイウア(ソーセージ):25バーツ
計:125バーツ
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌺