さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。
チェンマイに滞在している間に一度行ってみたかった場所ランプーン。
そもそものきっかけは・・・
どうやらタイ北部には干支に因んだ寺院が存在するらしい。
ラーンナー地域(現在のタイ北部)には仏教信仰のひとつとして、十二支ごとに定られた仏塔が存在し、自分の生まれ年に由来を持つ仏塔を巡礼するという信仰習慣があるんだとか。
そしてワタシの干支にあたる酉を守り神とする寺院『ワット・プラタートハリプンチャイ』がランプーンにあるということを友人にたまたま聞いたのだ。
(この情報もチェンマイに長く住む友人から教えてもらった)
これは行くっきゃない!
今回はチェンマイからも日帰りで気軽に行くことができたランプーン。
チェンマイと同じようにお堀に囲まれた旧市街は徒歩でも充分周れるほど小さく散策にもおすすめ。
今日はそんな昨日訪れたところをさくっと紹介。(詳しく残したい内容は後日また別記事で書く予定)
- ソンテウに乗ってチェンマイからランプーンへ
- ランプーンでも朝カフェ~旧市街のロック風カフェ「MAI COFFEE」
- 酉年の由来を持つ寺院『ワット・プラタートハリプンチャイวัดพระธาตุหริภุญชัย
- 歩いて充分周れる旧市街散策~
- ターナーン門(ประตูท่านาง)
- 旧市街の中心を走る「チェンマイーランプーン街道」
- チャーマテーウィ女王碑
- ノーンドーク生鮮市場(タラートソッ(ト)ノーンドークตลาดสดหนองดอก)
- お昼ごはん・地元女子に人気のソムタム食堂
- ローイクラトンลอยกระทงに向けての飾りつけ
- ソンテウでチェンマイへ帰る
- 夜ごはん・パッ(ト)ガパオムー&目玉焼きでビールが美味しい!
ソンテウに乗ってチェンマイからランプーンへ
朝8時半過ぎにアパートを出てワロロット市場へ。ニマンヘミン界隈からは歩いて1時間ちょっと。朝から健康的~。
もちろん赤いソンテウを利用して行く方法もあり。
さてどこからランプーン行きのソンテウに乗るのか。
以前にワロロット市場の近くでランプーン行きの青いソンテウを見かけたことがあったので行けばきっと分かるだろうな、と。
ワロロット市場からの行き方・値段(2022年10月時点)
ワロロット市場を過ぎてピン側沿いの道路に出ると、青いソンテウが停まっているのが見える。※ランプーン行きは青色って決まっているみたい。
しっかり車体にもチェンマイเชียงใหม่ーランプーンลำพูนの文字が書いてあるので安心。
念のため近くにあったブースで聞いてみるとしっかりランプーン行きで9時出発とのこと。
ここからは何分置きソンテウが走っているのか聞いてみたものの・・・上手く伝わらず💦涙
とりあえず朝の5時から常時運行はしている模様。
料金は片道30バーツ。
所用時間は1時間って教えてもらったけど、行くときは50分で到着、帰りは1時間ちょっとかかったかな。
道路の込み具合に左右される可能性大。
乗り込んで待っていると9時ぴったりに出発。ワタシ以外にはタイ人が4人ほど。
出発してほどなくして、ピン側沿いに青いソンテウが並んでいるステーション前を通った。
おそらくここからも行けるんだと思われる。(むしろこっちの方がステーションで運行本数は多いのかも)
基本的な乗り場は決まっているけど、青いソンテウが走っていたら手を降れば乗っけてもらえると思う。
ランプーンへ向かう途中でも地元の方が何人か乗ってきた。
こんな道を走っていくよ~。のどかや~。
いっきに田舎感が増してくる。
道路の両側に並ぶ木がものすごく大きい。
途中の景色も楽しみたいからソンテウの一番後ろに乗ったんだけど大正解。
外の景色を見てたら50分なんてあっという間!
バスターミナルみたいなところまで行くのかと思ったら、今回の目的の寺院『ワット・プラタートハリプンチャイ』の前で停まってくれた。
(ソンテウに乗るときに行くことを伝えてあった)
ここで降りてしまったので最終的にどこまで行くのかは未確認。。
さて、寺院に参拝する前に下調べをしていたカフェへ向かうことに。
(ランプーン旧市街内にもカフェは沢山あるようなので気になるお店の目星を付けておいた)
ランプーンでも朝カフェ~旧市街のロック風カフェ「MAI COFFEE」
事前にGoogleマップで調べておいたお手頃価格のカフェ(笑)
店内に入ってみると・・・
なんだかお洒落。
いつものアイスカプチーノ~☕
こちらのカフェについてはまた別記事で。
ひと休みして早速目的の寺院へ向かう。
ランプーン旧市街の東側を流れるkuang川。
気持ちいいねー。
チェンマイの旧市街の雰囲気とも似ていて古い造りの建物が沢山並んでいる。
酉年の由来を持つ寺院『ワット・プラタートハリプンチャイวัดพระธาตุหริภุญชัย
ランプーンのシンボル的な寺院でもある「ワット・プラタートハリプンチャイวัดพระธาตุหริภุญชัย」。
起源はどうやらラーンナー王朝よりも古く、当時のモン族によるハリプンチャイ王国の時代、897年に建立されたものらしい。
入り口では鶏がお出迎え。
でもこういう事前情報がないと酉年のお寺だなんて分からないよねぇ・・・
入場料:外国人50バーツ
入り口を入って進んでいくと大きな白い門の手前左手に入場料を支払うブースがある。
(危うく素通りしそうになった💦・・・というくらい外国人でもそのまま入っていけそうな雰囲気)
入場料は外国人が50バーツ。もちろんタイ人はフリー。
その隣りにはお供えセットを売っているブースがある。タイ人はこっちに寄っている人が多かったかな。
スタッフのおばさんに普通にタイ語で「何曜日」って聞かれて「月曜日」って答えてたら、入場料を払ったおばさんが「その人日本人だから!」みたいに言っている声が(笑)
外国人はあまりここでは購入しないのかもしれないけど、是非訪れるときには事前に自分の誕生曜日も調べておいてから来ることをおすすめ。
参拝セットはお線香、お花、ロウソク、水の4点セット。
参拝する場所をおばさんがタイ語で教えてくれてたんだと思うけど・・・まったく聞き取れず(笑)
どうやら見どころが22か所もあるらしい。(多すぎでしょ!)
さすがに全部訪れることはできなかったけど、また別記事で紹介したい。
門をくぐってまずは正面にある本堂に入ったものの・・・ここで使うものではないな、と判断。
ロウソクにはしっかりタイ語で曜日とその曜日に因んだ仏像のイラストが描かれている。
参拝方法もよく分からないまま進んでいくと迫力のある大きな金色の仏塔が。
すーごーーーーーーーーーーーーーーい!
お世辞抜きにしても、ワタシがタイの中で訪れた寺院の中でも黄金の仏塔の中では断とつでナンバーワン。どことなくチェンマイのドイステープのとも似ている雰囲気も。
仏塔にも色んなデザインや様式があってそれぞれの美しさはあるからね。
とりあえず周りのタイ人の見よう見まねで・・・仏塔の周りを1周周ってみた。
それからロウソクに火をつけて、お線香にもつけて・・・
一応マントラも目で追って・・・
そして使い道がよく分からなかったペットボトルに入った水(ジャスミンの花入り)はどうやらここに最後流すよう。
全て見よう見まね。。。
参拝も終えたので周りの建造物も見て周ることに。22個・・・
ここはなんと・・・
仏陀が残した4つの足跡らしい!
ここであるタイ人家族を見て気が付いた。
あのペットボトルの水を手にとって、この足跡に振りかけていた。。
そうだ!あのジャスミンの水はソンクラーン(水掛祭り)のときと一緒で、仏像に振りかけるものだったのかということに後から気が付いた(笑)
形はどうであれ大切なのは気持ち!
来月11月の満月の日に行わる「ローイクラトン」に向けての装飾が美しい。 ※毎年旧暦12月の満月の日に行われる行事
チェンマイではあまり見かけないデザインの仏塔も。
色んなところで見かける鶏のオブジェ。
やっぱり自分の干支のお寺っていうだけでなんとなくご利益がありそうな気がしてくる(笑)
滞在時間2時間強。
じっくり見て歩くとこれくらいの時間は必要かなぁ。(もっと見て周りたかったけど)
「OTOP」の製品を扱うお土産物屋さんも道路を挟んで反対側にあり。
お昼過ぎになると目の前の道路は駐車している車でいっぱい。
平日でこの人混み具合。
この寺院がいかにタイ人にも人気なのかが伺える。
今回の第一目的はとりあえず達成したので旧市街の中を散策してみることに。
歩いて充分周れる旧市街散策~
ワット・プラタートハリプンチャイ前の川沿い側にはお土産屋さんも沢山並んでいる。
チェンマイでは見かけないようなデザインも。
kuang川沿いは木の陰になっていてとても気持ちよく歩くことができるのでおすすめ。
ターナーン門(ประตูท่านาง)
旧市街の北東にある門。
所々に昔の城壁の跡が残っている。
旧市街の中心を走る「チェンマイーランプーン街道」
ソンテウに乗ってきたときに通ったチェンマイとランプーンを結ぶ街道。
この通りも古き良き雰囲気を残した建物が沢山並んでいる。
オシャレな今時風なカフェも数軒。
チェンマイではよく見かける欧米系の外国人観光客はほとんど見かけなかった。10月からは随分外国人観光客も戻ってきているタイだけど、まだまだランプーンはタイ人観光客のみって感じ。
(昨日の帰りに久しぶりに通ったチェンマイの旧市街は外国人観光客がものすごく増えてた)
いい意味で観光地化されていない雰囲気が魅力。
日本だったら昭和レトロ的な雰囲気を醸し出すお店も。
レコード屋さん?
チャーマテーウィ女王碑
ここもランプーンの観光地として有名な場所のひとつ。
ハリプンチャイ王国の初代の国王。
ここもロイクラトンに向けたランタンの装飾がすごい!
ノーンドーク生鮮市場(タラートソッ(ト)ノーンドークตลาดสดหนองดอก)
少し先に進むと地元の方たちの台所であるローカル市場がある。
大通りから入ってみると中が思った以上に広くてびっくり!
巨大な倉庫になっているようで、生鮮食品から衣料品までなんでもあり。
観光客なんて皆無。
白菜を買って帰ろうか迷ったけど、、、、断念(笑)
市場に来れば何かしらローカル屋台があるかと思いきや目ぼしい食堂も見つからず・・・
たまたま旧市街の外に見えた「ソムタム」の看板へ吸い込まれるように・・・・
お昼ごはん・地元女子に人気のソムタム食堂
店内を除くと全員女子!
5、6組の女の子グループがワイワイ楽しそうに食事中。
うん、これは間違いない。と即決。
注文したのはシンプルにソムタムタイとカノムジーン。
付け合わせの野菜のサービスも。
青パパイヤ、トマト、インゲン豆、干しエビに煎りピーナッツ。
注文を取りに来た女の子に唐辛子は1個をリクエスト済。
お母さんのお手伝いをしているらしき小さな女の子2人が注文を取りにきたり出来上がった料理を運んできてくれた。
細めに千切りされた青パパイヤは味もしっかり馴染んでフレッシュで美味しい。
一人なのでカノムジーンはごっそりそのままソムタムのお皿に投入。
ソムタムの和え汁を絡ませて食べると最高に美味しい。
参考までにメニューはこちら。
場所
お腹も満たされたので散策の続きに戻ることに。
ローイクラトンลอยกระทงに向けての飾りつけ
旧市街の中を歩いている途中色んなところで目にしたランタンの飾りつけをしている様子。
4月に行われるソンクラーン(水掛祭り)と並んで有名なタイのお祭り「ローイクラトンลอยกระทง」。
陰暦12月の満月の日に行われる慣わしで、チェンマイではイーペン祭りとも呼ばれている。
コムローイโคมลอยと呼ばれる大きな灯篭に火を灯して空に飛ばしたり、川に灯篭を流したりする伝統的な行事だ。
15時前。
ある程度旧市街も周ったのでチェンマイへ戻ることに。
ソンテウでチェンマイへ帰る
さて帰りのソンテウに乗る場所はどこだろう。
ランプーンバスステーションに行くのが確実なんだろうけど。実は散策している途中の青いソンテウが停まっている場所を見つけた。
場所
場所は、旧市街の南の方に位置するランプーン土地局事務所のちょうど前あたり。
(何回か前を通ったけど、常に1台は停まっている感じ)
ちょうど停まっているソンテウが居たのでワロロット市場まで行くか聞くと、行ってくれるらしい。
ラッキー。ということで15時ちょうどに出発。
ランプーンの旧市街を出て来た道をチェンマイへ帰る。
そうそう同じ場所から乗ってきた若いお坊さんも、途中で降りて支払いせずに待っていたバイタク?(知り合いかな)に乗ってそのまま行こうとしてたんだけど・・・プップーってソンテウの運転手さんにクラクション鳴らされてた。
(タイの僧侶はソンテウも無料なんだ~なんて思ってたら普通の支払うのを忘れたっぽい)
帰りは夕方で車も多かったせいか、1時間ちょっとでワロロット市場に到着。
カフェもはしごするつもりだったけど出来なかったなぁ。
喉がものすごくカラカラ。
こういうときは炭酸が飲みタイ!セブンイレブンで16バーツのジュースを購入して一気飲み。
帰りもアパートまではプラプラ徒歩で戻ることに。
朝の9時前から活動スタートしてアパートに戻ってきたのは18時。
なかなか充実した一日だった。
夜ごはん・パッ(ト)ガパオムー&目玉焼きでビールが美味しい!
帰ってくる途中、今夜は絶対にビール!と決めていた。この日は身体が求めてるのが分かった・・・(笑)
ビールのお供にはワット・スワン・ドーク近くの屋台で買ったお弁当スタイルのご飯。
目玉焼き付きが嬉しい。
ちょっと駆け足になっての紹介だったけど。
日帰りのチェンマイからのランプーンの旅。おすすめ!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘