さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。
昨日の一枚。
カフェに行く途中。
数日前から道端に干されていたバナナ。いい具合に味も凝縮されて乾燥してきた感じ。
タイだなぁ。
カフェで出会った香港人とイタリア人カップルから「IKIGAI(生きがい)」という言葉を聞く
昨日も昼前からお馴染みのカフェにやってきた。
眠れなくなりそうなのが分かっていててもやっぱり飲みたくなるアイスカプチーノ。。(でもなぜか昨晩は爆睡)
昨日は早めに来たのでまだ目玉焼き入りツナサンドが残っていた。ラッキー。
いつも通りタイ語の勉強とブログを少し。
お昼前くらい、隣に外国人カップルらしき人たちが座った。
そろそろ帰ろうかと店員さんの手が空いたころを見計らってレジに行こうとした。
そうすると同じタイミングで隣のカップルも・・・2人が終わってからにしよう。
お会計も済ませ席でノートなどを片していると隣から声をかけられた。
今書きながら・・・この時なんて声をかけられたか思いだそうとしても記憶が不確か。
確か「日本人ですか?」もしくは「タイ語勉強してるんですか?」そのどっちかだったと思う。それよりも何て話しかけられたのか自体覚えていない自分にびっくり(笑)
どうやら2人は香港人とイタリア人のカップルのよう。
1月にタイに来たらしく、それまでの2人の経緯やここに来るまで、そしてこれからの予定などを話してくれた。
しかも2人とも日本で働いていたこともあるらしく日本語も通常の会話を話せるレベル。
香港出身のAは日本語のN2レベルで日常的に使われる日本語に加えて幅広い場面で使われる日本語も理解できるレベル。
ありがたいことに会話中はすべて日本語。
イタリア出身のBさんもゆっくり話せば意思疎通も問題なくできる。
2人ともすごい!!と思ってしまった。
そしていかに日本が大好きかという話も聞かせてもらった。
こういう話を聞くとなんだか照れ臭い面もあるけど素直に嬉しいなぁと思う。
ただそういうとき自分が生まれた日本について・・・
昔(歴史)のことや現在のことさえもしっかり説明できるほど知らないんだということに気づかされる。
イタリアでは日本の80年代、90年代のアニメが人気らしい。
ドラゴンボール。あられちゃん。スラムダンク。らんま1/2・・・
懐かしい名前ばかりでまさに自分が子供時代に見ていたアニメたち~
なんだか感動。
『IKIGAI(生きがい)』という日本語について
そんな話からイタリアの本屋さんの話になった。
イタリアではマンガに限らず日本の一般的な本も翻訳されて扱っているらしい。
その中でも「IKIGAI」というジャンルの本が人気なんだとか。
「イキガイ」?
咄嗟に日本語の「生きがい」のことだとピンとこなかった。
でも確認するとイタリア語でもなく英語でもなく、やっぱり日本語の「生きがい」のことだという。
日本語の「生きがい」という言葉がそのまま「IKIGAI」として訳されているらしい。
2人に英語だと生きがいってどういう風に表現するの?と聞くと、どうやらピッタリ当てはまる表現がないらしい。
きっと「生きがい」という概念、価値観自体が日本人独特のもので、英語やイタリア語に訳す適当な言葉や表現が無くそのままの日本語で浸透しているんだと思う。
確か「もったいない」という日本語もそのままの言葉で海外では浸透している聞いたことがある。
これもきっと適切なぴったり同じ概念として訳す表現が無いからなんだと思う。
「もったいない」という言葉の中に含まれる意味、日本人なら言葉にして説明することができなくてもなんとくどういう意味なのかは感覚で理解することができる。
言葉自体にはその国の歴史や文化も反映されている訳だから、歴史も文化も違う国の言葉では言い表せないのは当然と言えば当然なのかもしれない。
日本語とタイ語の間でもこういうのは多い気がする。
とここでちょっと脱線してしまったんだけど・・・
その「生きがい」という言葉を聞いて。
「あぁ~『生きがいって』こういう意味のことだよね?」のこういう意味を、言い換えて説明する言葉がパッとそのときなかなか思いつかなかった。
日本語だから言葉として聞いたら感覚的には分かるんだけど言い換えることができない。
外国の人に日本語の意味を説明する難しさ。
「あなたにとって生きがいとは何ですか?」
「私の生きがいは仕事です」
「生きがいのない人生なんてつまらない」
こんな感じで使うとは思うんだけど・・・「生きがい」という言葉自体の意味とは。
生きる上での目標や張り合いになるもの。生きる上で意味。生きる上での糧となるもの・・・そんな感じ。
「糧」とはなんぞや、って話になりそう(笑)
そんな感じ帰ってきてからも久しぶりに日本語と向き合ってしまった昨日。
とても刺激的。そう、最近なかった刺激。
出会い
また2人に会えたらいいな、と思った。
気が付いたら・・・帰ろうとしてから3時間近く経っていることに気が付いた(笑)
帰り際、2人がお気に入りのタイ料理屋さんが近くにあるから、明日一緒にお昼ごはんを食べようと誘ってくれた。
やっぱり刺激って大事。最近下火になっていた日本語熱にまたちょっと火がついた。
それにしても外国人と「IKIGAI」についての話になるなんて・・・。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘