さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。
いつか書きたいと思っていたウガンダでの出来事。
今日から少しづつだけど書いていけたらと思います。
当時、実は他のブログサービスで日記としての記録を残していのでその記録と写真を頼りに。。
記憶が曖昧なところも多いと思うから思い出しながら。
2017年5月に初めて訪れたウガンダ。
その後2018年1月にある目標を持って再度長期滞在(3カ月)で再訪問することになった。
ここで過ごした間の出来事は今でも忘れられない、忘れたくない想い出が沢山。
今想い出してもあの時のことは現実感がないというか・・・
今の生活からは想像も出来ないというか、なんだかあまりにも遠い世界での出来事。
その中でもまず一番といってもいいくらいの想い出が彼女との出会い。
ウガンダで初めてできた友達は男前な子
2018年1月~4月までの約3カ月滞在中、2月から幸運なことに英語の語学学校に通うことになった。
(そのいきさつについてはまた追々)
そこで出会った彼女はルアンダ出身の女の子。
彼女はワタシが通い出した2日後くらにこのクラスに入ってきた。
ただ、ここでの勉強が必要なのか?って思う程英語がペラペラ・・・
最初の印象は大人びていて全く物怖じしない雰囲気。なんかこう気怠そうというか全てがゆったりと余裕。
こっちには結構こういう雰囲気の子が多いと思う。
どうして仲良くなったのかを思い返すと、これしかないっていうきっかけの出来事がある。
クラスで英語を話せないのはワタシだけ
入学するときにもちろん学力を測るためのクラス分けテストみたいなのがあった。
そしてこれが問題。
日本人のほとんどは6年間みっちり英語を勉強しているだけあって、基本的に文法はある程度できるんだと思う。
しかしその能力に伴ったスピーキング&リスニング力を持っていない。(と思う)
まさに自分がその典型的なパターン。
因みにワタシの英語力は英検準2級程度で、とにかくものすごく会話が苦手。
ウガンダに初めて訪れた2017年の帰りの飛行機の乗り継ぎで寄ったエチオピアのアディスアベバの空港での出来事。
アディスからバンコクへ飛ぶ予定のエチオピア航空の飛行機が7時間くらいの遅延になってしまった。
アディスアベバの空港は国際線の空港だけど、日本やタイと比べると・・・電光掲示板などの情報はあるものの全然あてにならない。
その時も飛行機が遅延したのは分かったけど、いったい何時に飛ぶのか?
情報を得るためには英語での会話しか術がなかった。
ところがこの時のワタシの英語力では聞きたいことを伝えることはできても、返って来た答えがほぼ聞き取れない。
でもって一度聞き取れないともう怖くて聞けなくなってしまう、、、という情けないレベル。
誰に言われたか忘れたけど。
その英語レベルでよく色んなところ行くよね、と言われたほど(笑)💦
それ故に文法能力をベースにクラス分けされた結果・・・
全然自分の能力に見合っていない?クラスに入ってしまった。
多分3段階くらいあったクラスのうちの一番上に入ってしまったんだけど、周りの子たちは英語がペラペラだし先生の言っている英語もほとんどい聞き取っている。
ただ文法に関しては苦手なんだなーという印象。
ウガンダの首都カンパラではスワヒリ語や現地言語のひとつであるルガンダ語が多く話されているが、一応英語が公用語とされている。
そのため日常会話程度の英語ができる人は多いというわけ。
後から気が付いたんだけど、おそらくワタシが通っていた語学学校は英会話メインというよりはグラマーがメインのクラスだったんだと思う(^^;
因みにこの語学学校は大学に併設されているクラスで、通っている生徒のほとんどは大学に入学する前や海外留学前の準備期間の子たち。
または既に仕事をしているウガンダ周辺国からの移住者など。
そんな中、もちろん日本人はワタシ1人。
きっと日本から仕事で来ているような人やその子どもでもここまでローカル色満載な語学学校には通わないんじゃないかと思う。
そういう意味では、ここまで徹底して日本語が使えない環境・・・
これはこれでそう簡単に出来るものじゃない貴重な経験だったと思う。
そんなクラスでワタシは英語自体が出てこないレベルで、聞き取りもかなり問題ありな生徒だった(笑)
最終的にクラスメイトとコミュニケーションを取る手段として、聞いても分からないときは英単語を書いてもらったりしていた。
確かクラスの担任の先生の母国語はフランス語(出身地は失念)で、これがまた初めて聞くような英語の発音に聞こえて・・・はじめのうちは本当に聞き取りにくかった。。涙
そんなワタシが授業になんとかついて行けたのは教科書があったお陰。
教科書を見ると、今何の文法について勉強しているのかが解る。
そこからなんとか授業の内容を理解する・・・というような具合だった。(文法の勉強自体はそんなに難しいことはやっていなかった)
と、前置きが長くなったけど。
英語が分からな過ぎて宿題を出されたことにも気が付かなかった(笑)
そんな自分のレベルに合わないクラスで受けている授業。
先生が話している説明はほとんど聞き取れていない訳で・・・
でもすでに日本の中学校で学習済みの文法内容なので解く分には問題ない。
ある日宿題を出されていたことを知らずに(聞き取れてないから)授業に出た日があった。
宿題の内容としては自分の何か経験をレポート形式でまとめてくるような感じのものだったはず。だから即興でなんてまずできる訳がない。
まず宿題があったんだ!という・・・宿題を出されていること自体知らなかったことに気が付いて愕然とした。
そしてその内容を聞き取れていなかったということがものすごくショックだった。(自分の英語の出来なさにげんなり)
そして極めつけはその状況も上手く先生に英語で説明ができないという・・・
その時のワタシの最終的な行動は。。。
色んな気持が込み上げてきて泣いてしまった(笑)
まさに言いたいことがいえずに泣いてアピールする子どもみたい(^^;
そんなときに助け船を出してくれたのが彼女だった。
どうすることもできないワタシを慰めてくれて・・・(多分先生にも説明してくれたはず)
そのあとどんな流れになったのか覚えていないけどそのまま授業は受けて帰ったんだと思う。
授業が終わったあとの友達からの電話
その日の夕方、なんと彼女から電話がかかってきた。
(いつの間に連絡先交換してたんだろう?w)
多分授業中のワタシの様子を心配して、「明日ちゃんと学校に来れる?」
そんな内容だった。
こんなことで電話してきてくれるなんて。
感動した。
英語の授業でたまたま同じクラスだったていうだけのワタシに電話をしてきてくれたウガンダの子。
ウガンダっていう見知らぬ土地で、自分の気持も伝えられず色んなことがいっぱいいっぱいになっていたとき。
言葉では言い表せないけど今まで味わったことのない状況と気持ち。
この出来事だけでもワタシにとっては宝物。
ナイトみたいな友達ができた
そんな一件以来、学校ではいつも彼女と隣同士の席に座って帰りはいつも途中まで一緒に帰るくらいの仲良しになった。
大人になってからこういう学生のときのような感覚の友達は初めてかもしれない。
ほぼ英語が話せないワタシなんかをまったく面倒がらずに相手してくれて、どっちが年上なんだかと思うくらいとにかく面倒見がいい。
もちろんほとんど言葉は通じない2人(笑)
ほぼ彼女が話すこのに対してワタシが相槌や少し返す程度のコミュニケーションしか取れないという・・・
そんな関係でも一緒の時間を過ごして同じ空気の中に居ても全然苦にならない子だった。
言葉が要らないっていうのはこういうことなんだなーと思えた出会いでもあったと思う。
さらに男前っていうくらい頼もしい。
精神的にも守られていた気がする。
彼女と一緒に過ごしたおかげで、日本では体験できないこともいっぱい出来た。
文化や生活習慣の違い、距離感の違い、そんな違いも沢山あるからこそ物理的にもキモチ的にも色んな経験をすることが出来たんだと思う。
その後、2019年にウガンダに遊びに行ったときに再会したのが最後。
今もたまにアプリを使って連絡してくるたった一人のウガンダで出来た友達。
彼女のお家に遊びに行った話はまた今度の機会に。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🦍